ザグレブ国際アニメーションフェスティバルの短編コンペティションノミネート作品が発表された。クロアチアで開催されているザグレブ国際アニメーションフェスティバルはフランスのアヌシー、カナダのオタワ、そして広島と並ぶ世界4大アニメーションフェスティバルの1つとして知られている。国内作品では2004年に山村浩二氏の『頭山』がグランプリを受賞している。 ザグレブは2007年より長編と短編を隔年で交互に審査するようになった。昨年は長編を審査する年であったが、今年は短編を審査する年である。 今回の国内作品のノミネートの内訳として、短編部門には大山慶氏の『HAND SOAP』と水江未来氏の『JAM』、学生部門には北村愛子氏の『服を着るまで』、田中美妃氏の『つままれるコマ』、和田淳氏の『わからないブタ』、受賞選考の対象外であるパノラマには富岡聡氏と西村朋子氏の『やんやんマチコ』が選ばれている。 学生部門の3作品は、横浜の東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻1期生の修了制作で、いずれも19日から22日まで馬車道校舎で開催された修了制作展「GEIDAI ANIMATION 01+」で展示上映されていた。 ザグレブ国際アニメーションフェスティバルは例年、アヌシー国際アニメーションフェスティバルの直前に開催されている。今年はザグレブが6月1日から6日、アヌシーが7日から12日となっている。 今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルにノミネートされている作品としては大山氏の『HAND SOAP』、和田氏の『わからないブタ』、作家としては水江氏である。水江氏のアヌシーの作品は『PLAYGROUND』となっている。【真狩祐志】ザグレブ国際アニメーションフェスティバル /http://www.animafest.hr/Zagreb 2010 コンペティション入選作品(日本国内)短編部門 『HAND SOAP』 大山慶 『JAM』 水江未来学生部門 『服を着るまで』 北村愛子 『つままれるコマ』 田中美妃 『わからないブタ』 和田淳 パノラマ(選外) 『やんやんマチコ』 富岡聡、西村朋子 『PUSSYCAT』 長尾武奈
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