バンダイ データカードダスに拡張現実導入 iPhoneに動画登場 | アニメ!アニメ!

バンダイ データカードダスに拡張現実導入 iPhoneに動画登場

バンダイは人気カードゲーム「データカードダス スーパー戦隊バトル ダイスオー」を利用して、データカードダスを最新技術とデバイスに結びつけたのユニークなプロモーションを開始した。

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ARcard1.jpg バンダイは人気カードゲーム「データカードダス スーパー戦隊バトル ダイスオー」を利用して、データカードダスを最新技術とデバイスに結びつけたユニークなプロモーションを開始した。
 AR(拡張現実)のデジタル情報を付加したカードをiPhone専用アプリケーション「カードダスリーダー」を使って読み取ると、iPhoneに人気のダイスオーの必殺技やテレビコマーシャルの動画が現れる。動画を読み取るカードダスリーダーは、iPhoneアプリを販売するApp Storeにて無料で入手出来る。

 AR(拡張現実)技術は、通常の肉眼で見る限りはごく普通の物体だが、ウェブカメラなどでデジタル情報を読み取ると肉眼では見えない画像や動画が現れる。デジタル技術の新しいプロモーション方法として注目されている。既に一部で商業利用がされており、今回はカード玩具向けに実用化された。
 「スーパー戦隊バトル ダイスオー」のカードのデジタル情報を認識するAR技術は、大日本印刷とドイツのmetaio社の持つ技術を利用した。さらにバンダイがこれに加わり3社共同でiPhone専用アプリとしてカードダスリーダーを開発した。

 「データカードダス スーパー戦隊バトル ダイスオー」は、この春から稼働開始した対戦型カードゲームの新商品だ。戦隊シリーズの歴代レンジャーが総登場し、プレイヤーは番組を越えてレンジャー達を組み合わせ対戦を行う。
 データカードダスにはこれまでも数々に人気作品が登場して来たが、バンダイの展開するキャラクターの中でも特に人気の高い戦隊シリーズ全てを統合する今回の商品のプロモーションには特に力が入っている。今回はそのプロモーションとして、最新の技術ARを利用した。

 ARのデジタル情報が付加されたカードは、3月4日から発売された「データカードダス スーパー戦隊バトル ダイスオー」の第1弾のうち10種類、それに番組ロゴ1種類の11点である。レンジャーたちが描かれたカードには必殺技動画が映しだされ、ダイスオーのロゴではテレビコマーシャルが映される。
 ARカードの市場投入は3月17日から開始している。これまでにないプロモーションは、子供たちだけでなくiPhoneを利用する大人のファンからも注目を集めそうだ。
画像: (C)石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映

「データカードダス スーパー戦隊バトル ダイスオー」
/http://www.dice-o.com/

「カードダスリーダー」ダウンロード
/http://itunes.apple.com/jp/app/id359834420?mt=8

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        (C)石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映
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