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ニコニコ生放送で二次創作ワークショップ開催

 動画投稿サイトとして国内有数の人気を誇るニコニコ動画が、二次創作をテーマにユニークなオリジナル番組を企画した。インターネットを通じた双方向型のワークショップ「二次創作オンラインワークショップ~みんなで創って考える~」である。
 ワークショップは日本

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 動画投稿サイトとして国内有数の人気を誇るニコニコ動画が、二次創作をテーマにユニークなオリジナル番組を企画した。インターネットを通じた双方向型のワークショップ「二次創作オンラインワークショップ~みんなで創って考える~」である。
 ワークショップは日本シンセサイザープログラマー協会と慶應義塾大学が主催、さらに社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)とニコニコ動画が協力する。ユーザーが音楽制作の楽しさと著作権について同時に学び、さらにその知識をベースに実際に二次創作を体験することを目指す。

 ワークショップは、2つのパートから構成される。まず、2月19日から募集を開始した音楽・動画投稿である。応募者は日本シンセサイザープログラマー協会会長、アーティトでもある松武秀樹さんとSweetVacation 早川さんが「ニコニコ・コモンズ」に提供するが楽曲を基に、自由なアレンジによる歌や演奏、ダンスなどの音楽、動画の投稿を行う。
 募集は3月10日まで、終了後に松武さん、早川さんも参加し作品の選考を行う。3月中旬にはその結果を公表するコンテスト形式だ。

 動画投稿を行う一方で、期間中に2つのライブ番組を配信する。2月22日と23日には「二次創作オンラインワークショップ MIDI 調教講座」を入門編と応用編に分けてそれぞれ開催、2月28日には「二次創作オンラインワークショップ 著作権講座」を行う。
 MIDI 調教講座では、MIDI を利用した作品作成のノウハウやアレンジ、その魅力を紹介し、二次創作の作り方を学ぶ。さらに著作権講座では音楽著作権の管理団体JASRAC から常務理事菅原瑞夫さんが出演する。他の出演者と意見を交わしながら、著作権について視聴者の理解を深める。

 ワークショップで取り上げられる 動画投稿サイトでの二次創作は、作り手と受けて双方のユーザーに人気が高いコンテンツだ。しかし、著作権的な扱いは、これまで難しかった。そうしたなかでニコニコ動画は、これまで様々な権利団体と協力することで合法的により多くの人が二次創作作品を楽しめる環境を目指してきた。
 「ニコニコ・コモンズ」も、そうした二次創作の楽しさを実現させることを目指した試みのひとつだ。アーティストや権利者が、創作活動のために自ら素材が提供する。今回のワークショップでは、そうした「ニコニコ・コモンズ」をユーザーに向けてアピールする。同時に「ニコニコ・コモンズ」の認知度を上げることで、権利者に対しても素材の提供を促す狙いもありそうだ。

ニコニコ動画 /http://www.nicovideo.jp/

「二次創作オンラインワークショップ~みんなで創って考える~」
/http://www.nicovideo.jp/static/onlineworkshop
応募期間: 2月19日(金)~3月10日(水) 応募資格: 制限なし
結果発表: 3月中に「ニコニコ生放送」及び特設ページにて発表
主催: 日本シンセサイザープログラマー協会、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
協力: 社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)、ニコニコ動画
※詳細については上記特設ページにて。

生放送番組
[二次創作オンラインワークショップ MIDI 調教講座]
日時:
入門編 2月22日(月)19時~20時
応用編 2月23日(火)19時~20時
出演者:
松武秀樹氏(日本シンセサイザープログラマー協会会長)、SweetVacation 他
料金: 無料

[二次創作オンラインワークショップ 著作権講座]
日時: 2月28日(日)18時~20時
出演者:
菅原瑞夫氏(JASRAC 常務理事)、松武秀樹氏(日本シンセサイザープログラマー協会会長) 他
料金: 無料
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