北九州の漫画ミュージアム 予定地に変更で2012年オープン目指す | アニメ!アニメ!

北九州の漫画ミュージアム 予定地に変更で2012年オープン目指す

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 北九州市内に設立を予定されていた北九州市漫画ミュージアム(仮称)が、当初の予定地を変更して2012年のオープンを目指す。これまでは西鉄の旧車庫地を再開発する「チャチャタウン小倉2期計画」で建設される建物に施設を置く予定としていた。しかし、新たな計画では小倉駅前の大型ビル小倉興産21号ビルに6階、7階に入居する。
 2010年4月から5月頃を目処に基本設計などをしたうえで、2011年に施設整備、2012年のオープンを目指す。完成すれば大都市の中心部の駅前に、大型のマンガ施設が登場することになる。

 北九州市漫画ミュージアムの構想は、2007年に北九州市の文化振興策と立案された。同地から松本零士さんや畑中純さんら多数の有名なマンガ家が生まれていることもあり、作家とマンガの紹介やマンガ文化の情報発信拠点となる施設を設けることで、街の賑わいを目指すものである。
 しかし、当初予定していた西鉄の「チャチャタウン小倉2期計画」が、不況のあおりを受け延期となり、北九州市漫画ミュージアムの行方が懸念されていていた。今回の代替案の採用により、計画は前進することになる。

 小倉興産21号館は、JR小倉駅北口に直結した大型ビルで、2007年まではファッション関連のラフォーレが入居していたが現在は撤退している。大型ビルの入居者を探す小倉興産と新たな施設を探す北九州市の思惑が一致したことから新しい案が採用されたようだ。
 小倉興産21号館は、6階、7階に漫画ミュージアムを設置するほか、地下1階から5階までにマンガ関連の物販施設、飲食店、さらに専門学校などの誘致を目指す。建物の全体にマンガで統一されたコンセプトを持たせる。

 北九州市はそうしたアイディアについて、マンガ文化を発信する貴重な施設となり、北九州市の外、海外からも観光客を惹きつけることが可能な施設として高く評価する。さらに駅から近い立地から小倉駅北口の周遊性を高め、地域の活性化などにも寄与するのでないかと見ている。
 現在、国内にはアニメ・マンガ関連の施設は少なくない。しかし、多くは特定の作家や作品をテーマにしたものとなっている。そうした中で、マンガ文化全体をテーマにした北九州のプランは、新たなマンガの拠点として期待される。

北九州市 /http://www.city.kitakyushu.jp/
《animeanime》
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