そうしたなか2010年1月23日から、さらなる3D時代を予感させる劇場アニメが公開される。『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』だ。作品は国内映画ではまだまだ数が少ない3D映画なだけでなく、世界的にも珍しい手描き2Dアニメを3D化したものだ。「遊☆戯☆王」シリーズの見せ場であるバトルシーンなどが立体感を持った迫力の映像となる。
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この注目の映像が遂に完成し、1月17日に横浜のワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいで、作品を待ちわびるファンが集まった完成披露試写会が開催された。舞台には、映画の中で初めて顔を揃えた3人のシリーズ主人公を演じる風間俊介さん(武藤遊戯役)、宮下雄也さん(不動遊星役)が登壇、さらに今回の敵となるパラドックスを演じるロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも駆けつけた。
映画の見所は、10周年記念プロジェクトとして、登場世界が異なる3つのアニメシリーズが融合すること。風間俊介さんは挨拶で「遂に3人に集まった」と話し、宮下雄也さん、KENNさん(遊城十代役)の3人でのアフレコの和気藹々とした様子を紹介。さらにシリーズが10年を迎えたことについては「10年も経ったのかと感慨深いです。17歳の時に演じましたが、遊戯と伴に成長してきました。10年の成長した姿を見せることが出来ます」と語った。
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そして、今回のアフレコで力を入れた場所として、遊星が遊戯に敬語を話しているところを挙げた。5D’Sではクールで不器用なキャラ、あまりないことなので力を入れたと話し、会場を沸かせた。
田村淳さん演ずるのは主人公たちを苦しめる最凶の敵キャラ パラドックス。「出演の話が来た時は、いよいよ来たか!新しい主人公かと思った」と会場のファンを笑わせる。そして「あんなイケメンだとは思わなかった。次回やる時は4代目主人公で」とコメントした。
『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』は、1月23日から全国公開、120館以上の3Dシアターで上映される。これまでにない物語、これまでにない映像がファンを喜ばせそうだ。
また、劇場入場者のプレゼントとして配布される「Sin真紅眼の黒竜」OCGカードも、劇場公開ならではの大型企画である。こちらもファンにとっては、外せないものとなる。
『10th アニバーサリー劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』
2010年1月23日 全国3Dシアターロードショー
/http://www.yugioh10th.com/
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(C) 高橋和希 スタジオ・ダイス / 集英社・テレビ東京・NAS.