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シーグラフアジアは12月開催として、第1回目となる昨年はシンガポールで、2回目にあたる今回は横浜を開催地とする。アジア地域のCG、アニメーション、映像技術の発展、振興を目指す。
シーグラフアジアのプログラムも、シーグラフの構成を踏襲している。作品上映が行われるコンピューター・アニメーション・フェスティバルや学術研究が披露されるカンファレンスなど、企業発表や展示企画など、CGに関するあらゆるプログラムが設定されており、最新技術の動向を包括的に知ることが出来る。
プログラムのなかにはスペシャルセッションもあり、17日は『日本のビデオゲーム開発の現場では今何が起きているか?』、18日は「リング オブ ガンダム:マニュアルに創作のヒントはない」、19日は「『アトム』 2次元で表現された人気キャラクターから最新CGへ進化」、「『アトム』のプロダクション:アセット開発と雲シーンのエフェクトについて」などがある。
特に18日の「リング オブ ガンダム:マニュアルに創作のヒントはない」へは、富野由悠季監督も登壇する。またいつものように会場を沸かせてくれそうだ。
シーグラフアジア2009の入場料は1000円で、コンピューター・アニメーション・フェスティバルや各カンファレンスなどは別料金となる。入場料を支払うと会期中の入場はフリーとなるため、一般客でも会場の雰囲気を味わえる。
目玉となるカンファレンスとコンピューター・アニメーション・フェスティバルが12月17日から19日まで、展示会は18日と19日となる。
【真狩祐志】
SIGGRAPH ASIA 2009 /http://www.siggraph.org/asia2009/
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