12月8日、アニメーション制作ソフト「PICMO」の発売が開始された。「PICMO」は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の採択により『おしりかじり虫』などで知られるクリエイターユニット・うるまでるび、東京大学大学院准教授の五十嵐健夫氏らが共同で開発を行ってきたソフトである。 「PICMO」はPicture Motionの略で、これまでは「うるまでるびペイント」の開発名で呼ばれていた。このソフトは今年6月にうるまでるび公式サイトが「うるまでるびデラックス」としてリニューアルした際にも提供され、サイトの登録者が体験することが出来るようになっていた。 その後は、10月に開催された「イントゥ・アニメーション・5・横浜」で、うるま氏が12月にソフトを発売することを明らかにしていた。今回の発売はそれを受けてのものである。 「PICMO」は従来のソフトに較べて、作品の完成よりも制作過程を楽しむことに比重を置く。初心者向けに「上手に描けない」ことを前提としており、「いい子いい子ペン」や「形状記憶引っぱりペン」などの描画、「アニメクリップ」や「タクトモード」といったアニメーションの修正を行う機能が充実している。 そうして制作した作品は、swfやQuickTimeといったファイル形式への書き出しやYouTubeへのアップロードにも対応している。様々な利用や楽しみ方が可能になっている。 ソフトの発売はチェリコ・エンターテインメントが行う。チェリコ・エンターテインメントは、「PICMO」の発売に伴い設立した新会社である。価格はダウンロード版が9800円、パッケージ版が12800円となっている。【真狩祐志】PICMO /http://picmo.com/うるまでるびデラックス /http://urumadelvi.com/当サイトの関連記事/発売はいつ? リリースが待たれる「うるまでるびペイント」/うるまでるび 最新楽曲アニメで織田哲郎さんとコラボ
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