「時をかける少女」 70年代舞台に仲 里依紗さん「時代は回ってる」 | アニメ!アニメ!

「時をかける少女」 70年代舞台に仲 里依紗さん「時代は回ってる」

イベント・レポート

 2010年3月劇場公開が発表された映画『時をかける少女』の完成披露試写会が、早くも11月11日に東京・スペースFS汐留で行われた。会場には谷口正晃監督と主演の仲 里依紗さん、中尾明慶さんも姿を見せ、2010年に新たに登場する実写映画の完成を祝った。
 『時をかける少女』は、作家筒井康隆さんを代表するSF小説を原作とする。これまでにもたびたび映画化、テレビドラマ化されて来たが、今回は「原作発表当時の感動を今の世代にも伝えたい!」という製作陣の想いから2010年版の新たな物語として生まれ変わった。

 舞台挨拶に立った仲 里依紗さんは、2006年のアニメ版でも主演真琴役の声を演じている。同じ原作の作品で2度目の主演となる。これについて「アニメ版もとても思い入れの深い作品だったので、『いつかまた「時をかける少女」に関わる仕事をしたい』と思っていました」、「だから今回はプレッシャーがありましたが、一生懸命やるしかないと思って頑張りました」と話す。
 また、1970年代の風景が映画に登場することに触れた。「ファッションや髪型とか街の風景が、すごくオシャレだと思いました。今、前髪パッツンやボブカットが流行っているので、『時代は回ってるんだなぁ』と思いましたね」と映画の撮影と伴に、あたかも自身も時をかけてきたかの様だ。

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 一方で、自分が生まれていない時代の役を演じるので色々な挑戦があったという中尾明慶さんも、70年代ファッションに魅せられた。「吉田拓郎さんや松田優作さんが実際にロン毛だったんですよね。『格好いいなぁ』と思いました」と言い、「僕の70年代のファッションも予想以上に似合ってたと思います(笑)」とアピール。
 ところが、仲さんからは、「(明石家)さんまさんみたいだったよね」と突っ込みが入り、会場の観客からの笑いを誘った。
 監督はそんな二人に対して、「2人とも小手先の芝居をしないで、役を深く受け止めて、本当によく頑張ってくれました。現場で演出していて、何度も泣かされました」と絶賛する。

 映画公開は来年3月とまだ時間はあるが、今から楽しみな作品となっている。映画に取り憑かれた人間たちが隅々まで丁寧に作った作品と監督が語る 『時をかける少女』の公開を待ちたい。

『時をかける少女』 /http://tokikake.jp
2010年3月全国ロードショー
配給: スタイルジャム

【スタッフ】
原作: 筒井康隆(「時をかける少女」(角川文庫、角川つばさ文庫)
監督: 谷口正晃
脚本: 菅野友恵
撮影: 上野彰吾
照明: 赤津淳一
美術: 舩木愛子
編集: 宮島竜治
録音: 小川武

【キャスト】
出演:
仲 里依紗、中尾明慶、安田成美
青木崇高、石橋杏奈、千代將太
柄本時生、キタキマユ、松下優也 / 勝村政信、石丸幹二

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        (c)映画「時をかける少女」製作委員会2010
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