第5回吉祥寺アニメーション映画祭 受賞作品発表 | アニメ!アニメ!

第5回吉祥寺アニメーション映画祭 受賞作品発表

10月12日、武蔵野商工会館4階の吉祥寺ゼロワンホールにて第5回吉祥寺アニメーション映画祭のノミネート作品上映と各賞の発表が行われた。吉祥寺アニメーション映画祭は、2005年から吉祥寺アニメワンダーランドの一環として開始された。

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 10月12日、武蔵野商工会館4階の吉祥寺ゼロワンホールにて第5回吉祥寺アニメーション映画祭のノミネート作品上映と各賞の発表が行われた。
 吉祥寺アニメーション映画祭は、2005年から吉祥寺アニメワンダーランドの一環として開始された。一般から作品の募集をするようになって今年で4回目を迎え、編集家の竹熊健太郎氏、アニメ評論家の氷川竜介氏、アニメーション史研究家の津堅信之氏らといった専門家のほか、地元近辺に集まるアニメーション関連の企業が審査に加わっている。

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 一般部門では、ひだかしんさく氏の『恋するネズミ』がグランプリとコアミックス賞を獲得した。この作品は、第26回富士町古湯日韓海峡圏映画祭の日韓ムービーアワード2009で日韓海峡圏映像賞、第21回CGアニメコンテストで作品賞、AGIAGRAPH2009の動画作品公募部門で最優秀作品賞と着実に賞歴を重ねている。また、優秀賞と三鷹の森ジブリ美術館賞に金子修の『ヤマイグイ』となった。
 一方、今回は良作が集まったということから初めて佳作も選ばれた。石上裕規氏の『印鑑検査工場』と大桃洋祐氏の『輝きの川』の2作品が佳作となった。大桃氏の『輝きの川』は、関西テレビが主催するBACA-JA 2009で特別賞ともなっている。
 このほか中田彩郁氏の『コルネリス』に特別賞、長畑ゆか氏の『はなぐもり』にスタジオディーン賞、植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』にぴえろ賞が授与された。

 ギャグアニメ部門では、岩井澤健治氏の『嘆きのアイスキャンディー』がグランプリを獲得した。岩井澤氏は、昨年一般部門で『福来町、トンネル路地の男』がグランプリとなっており、この受賞で2部門を制覇した。また、こちらの特別賞には長尾武奈氏の『プッシーキャット』が選ばれた。
【真狩祐志】

吉祥寺アニメーション映画祭 /http://www.kichifes.jp/animation/

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第5回吉祥寺アニメーション映画祭 受賞作品

[一般部門]

グランプリ/コアミックス賞
『恋するネズミ』 ひだかしんさく

優秀賞/三鷹の森ジブリ美術館賞
『ヤマイグイ』 金子修

佳作
『印鑑検査工場』 石上裕規
『輝きの川』 大桃洋祐

特別賞
『コルネリス』 中田彩郁

スタジオディーン賞
『はなぐもり』 長畑ゆか

ぴえろ賞
『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航

[ギャグアニメ部門]

グランプリ
『嘆きのアイスキャンディー』 岩井澤健治

特別賞
『プッシーキャット』 長尾武奈
《animeanime》
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