シンガポールでアニメーションビジネス会議 アニメイベントと連動
11月21日、22日にシンガポールのサンテック国際会議展示場で開催されるアニメ・フェスティバル・アジア(Anime Festival Asia) 2009に合わせて、アニメーション・アジア・コンファレンス2009(AAC09)が開催される。
AAC09はアニメ・フェスティバル・アジアに先
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AAC09はアニメ・フェスティバル・アジアに先立つ11月20日に、同じサンテック国際会議展示場を会場として行われる。今年から新たに始まるアニメーションをテーマにしたビジネスイベントである。
イベントは知的財産をテーマにし、日本と東南アジア地域から専門家をゲストに招くとしている。そして、デジタル世代の若者に人気の高い日本製コンテンツのブランドやマーケティングについて講演を行うとしている。
アニメ・フェスティバル・アジアでは、AAC09は国際的なビジネスの場を提供し、人脈を築き、また様々な知識を得る場を目指す。今後は、監督やプロデューサー、クリエイター、ブランドマーケター、代理店、そして学生たちが必ず来なければ行けないような会議に成長させたいとする。
近年、海外では日本のアニメやマンガなどのポップカルチャーをテーマとした大型イベントが急成長している。しかし、その多くはアニメファン、マンガファン向けのイベントである。こうしたビジネスイベントを併設するのは極めて珍しい。
日本のアニメだけに限れば、東京国際アニメフェアのみと言っていいだろう。アニメーション関連に広げれば、アジアでは韓国のSICAF、中国の中国国際動漫節などがあるが、いずれもビジネス機能はまだまだ弱いとされている。
シンガポールは近年、アニメーションやCGの産業育成に大きな力を入れている。また、東南アジアだけでなく、世界的に注目されるアニメーション産業の成長市場、中国やインドともつながりが深い。
AAC09はアニメ・フェスティバル・アジアと併せて開催されるが、会議のタイトルが「Anime」でなく「Animation」となっている。アニメや日本のコンテンツに限定したものではないようだ。
アニメーションのビジネス会議とすれば、市場は一気に広がる。国際的なコンベンションシティとして国際会議に実績の高いシンガポールだけに、スタートは小さなAAC09だが今後のさらなる成長のチャンスは小さくないだろう。
アニメ・フェスティバル・アジア(Anime Festival Asia) 2009
/http://www.afa09.com/