『銀河鉄道999 ダイヤモンドリングの彼方へ』は、日本で唯一ロケット発射施設を持つ鹿児島の観光かごしま大キャンペーン推進協議会と日本宇宙少年団(YAC)が製作した。「宇宙」「鉄道」「夢」をテーマに、999秒(16分39秒)の物語となっている。
物語は皆既日食を迎えた2009年7月22日、鹿児島に到着した銀河鉄道999に乗った星野鉄郎と出会った少年 翔が主人公。「これを使えるかどうか、それは君次第だ」と999のパスを渡された翔は、宇宙飛行士を目指す。
若田さんが登場するのは、くじけそうになった翔が、国際宇宙ステーションからの中継で街頭大型ビジョンに映し出された若田さんからのメッセージを受け取るところ。翔が宇宙飛行士への気持ちを強くするきっかけとなるシーンである。

今回、初のアニメアフレコを体験することになった若田さんだが、本人は現在、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のアメリカ・ヒューストン駐在員事務所の常駐している。今回は日米中継でアフレコという特別なものになった。
アフレコについて若田さんは、「小さい頃から作品は好きで観ていたので、出演できたことを大変光栄に思っています。「銀河鉄道999」は、日本の、そして世界のこどもたちに宇宙への夢を与えてくれた素晴らしい作品だと思います。その中に参加できることを嬉しく思っています」と話した。
『銀河鉄道999 ダイヤモンドリングの彼方へ』は、劇場公開30 周年に合わせて初めてブルーレイ化されたシリーズを記念して、今後、様々な場所で上映する。まず、「999」にも合わせた2009年9月9日に開かれる「銀河鉄道999映画祭 in 鹿児島」で公開をされる。
その後も、広く作品を紹介することで、『銀河鉄道999』と宇宙開発がともに持つ宇宙や科学の持つ素晴らしさ、また鹿児島の魅力を訴える。
「銀河鉄道999 ダイヤモンドリングの彼方へ」
本編 16 分39 秒(999 秒)
【スタッフ】
原作: 松本零士
脚本: 成田良美
監督: 石黒育
アニメーション制作: 東映アニメーション
企画: 鹿児島県・観光かごしま大キャンペーン推進協議会 (財)日本宇宙少年団
【キャスト】
星野鉄郎: 野沢雅子
メーテル: 池田昌子
車掌: 肝付兼太
翔: 桜塚やっくん
明里: 足立梨花
若田光一宇宙飛行士: 若田光一
世界天文年2009 日本委員会公認イベント
銀河鉄道999 映画祭IN鹿児島
/http://www.mitte10.com/index.html

銀河鉄道999 劇場版Blu-ray BOX
/http://www.toei-video.co.jp/BD/999.html
9 月9 日発売 21000 円税込)
発売元:東映アニメーション・東映ビデオ 販売元:東映
(c)松本零士・東映アニメーション