
宇木敦哉氏が制作した『センコロール』は、動画革命東京から制作支援を受けてきた。その後、アニプレックスからのメジャーデビュー決定、supercellのryo氏が楽曲提供などでさらなる注目を集めていた。
劇場公開では、初日の舞台挨拶を含む回のチケットが10分で完売するなどの盛り上がりを見せている。
そうしたなかで東京と大阪以外での上映も待望されていたが、9月19日より札幌のスガイシネプレックス札幌劇場で上映されることになった。本作には札幌の風景も登場するため、札幌のファンにとっては作品の楽しみ方が増えるに違いない。
また『センコロール』は10月14日から開催される第4回札幌国際短編映画祭でも上映が決まっている。
このほか9月5日に京都の立命館大学、9月24日に東京の武蔵野美術大学で『センコロール』の公開講座が行われる。いずれも対象は両大学の在学生で、『センコロール』はこちらでも上映される。
一方で作品の海外展開も進んでいる。7月にカナダのモントリオールで開催されたファンタジア2009で日本国内に先がけてワールドプレミア上映が行われた。また9月にはアメリカのニューヨーク・アニメ・
フェスティバルでの上映も行われる。
【真狩祐志】
画像:(c)宇木敦哉/アニプレックス
センコロール /http://www.cencoroll.com/
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