マーベラス 業績改善トレンドも第1Qは依然赤字に | アニメ!アニメ!

マーベラス 業績改善トレンドも第1Qは依然赤字に

ニュース

 エンタテイメント企業のマーベラス・エンターテイメントは、8月7日に平成22年3月期第1四半期の決算発表を行った。マーベラスは映像・音楽・イベント、ゲーム事業を手掛けるが、特にアニメ作品から派生する音楽・映像分野に強みをみせる。
 今決算ではこの音楽・映像事業を中心に業績は回復基調であった。連結売上高は前年同期比26.5%増の20億7500万円と大きく伸びた。しかし、幅は縮小したものの営業損失は1億6800万円、経常損失は1億8600万円、四半期純損失は1億6000万円と赤字決算から抜け出せなかった。

 業績が伸び悩んだのは、前期に引き続きゲームソフトを中心としたデジタルコンテンツ事業である。新作のオリジナルタイトルは堅調に推移し、売上高は48.2%増加の11億9200万円だった。しかし、営業損失が9900万円と、黒字化には至らなかった。
 舞台公演事業では、「ミュージカル『テニスの王子様』The Tresure Match 四天宝寺 feat. 氷帝」の後半公演の実績を決算に計上した。公演規模が大きいことから売上高は大きく伸びたが、地方公演の一部で集客に苦戦し、営業損失4300万円とこちらも赤字となった。売上高は1億800万円である。

 一方、音楽・映像事業は好調だった。音楽では前期に発売した『フレッシュプリキュア!』の主題歌CDのリピート受注が好調だったとしている。
 映像商品の主力は、「ミュージカル『テニスの王子様』」シリーズのDVD、『家庭教師ヒットマンREBORN!』、『あかね色に染まる坂』、『Yes!プリキュア5GoGo!』等である。特に同社初のDVD BOX商品を発売した『家庭教師ヒットマンREBORN!』が好調に推移した。さらに『映画プリキュアオールスターズDX  みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』の興行収入が業績に貢献した。
 また、コンテンツ投資を絞り込み、発売タイトル数を削減したことが利益を改善させた。売上は減少したが、利益が拡大した。音楽映像事業の売上高は7億7400万円(前年同四半期比5.7%減)、営業利益は1億5000万円(同411.6%増)である。

 マーベラスは今後の業績予想として、第2四半期では引き続き赤字決算となるものの通期では黒字に転換するとしている。通期連結売上高は103億円、営業利益3億円、経常利益2億4000万円、当期純利益1億円を予想する。

マーベラス・エンターテイメント /http://www.mmv.co.jp/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集