バンダイナムコHD業績下方修正 ゲームソフト 北米玩具苦戦 | アニメ!アニメ!

バンダイナムコHD業績下方修正 ゲームソフト 北米玩具苦戦

 総合エンタテイメント企業の大手バンダイナムコホールディングス(バンダイナムコHD)は、8月4日に平成22年3月期の第2四半期、通期の業績予想を大きく下方修正した。これは第1四半期の業績が予想を下回り赤字決算となったことに伴うものである。
 連結第2四半期

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 総合エンタテイメント企業の大手バンダイナムコホールディングス(バンダイナムコHD)は、8月4日に平成22年3月期の第2四半期、通期の業績予想を大きく下方修正した。これは第1四半期の業績が予想を下回り赤字決算となったことに伴うものである。
 連結第2四半期中間決算は売上高をこれまでの1950億円から1650億円に引き下げ、25億円としていた営業利益は38億円の営業損失に、30億円の経常利益は32億円の経常損失に、10億円の四半期純利益は47億円の純損失に変更された。この結果、第1四半期に引き続き第2四半期も赤字となる。

 一方通期決算については、連結売上高は4300億円から4000億円、営業利益は225億円から150億円、経常利益は235億円から160億円、当期純利益は125億円から85億円に引き下げられる。
 第2四半期に較べて下げ幅は小さく、通期では黒字を見込む。しかし、いずれも前期並としていた業績を大きく下回ることになる。

 バンダイナムコHDは、今回の業績見通しの変更について、ゲームソフト市場の低迷を理由に挙げている。ゲームコンテンツ事業で、第2四半期以降の販売計画を大幅に下方修正したためである。第1四半期に苦戦した家庭用ゲームソフトが、引き続き厳しい状況と見ている。
 海外玩具事業が米国で苦戦していることを踏まえて、トイホビー事業も販売計画を見直した。また、第1四半期は米国での事業効率化により収益性が改善され、またアニメ関連音楽が堅調だったとした映像音楽コンテンツ事業も販売計画を修正した。こちらは、パッケージソフト市場環境の見通しが不透明なためとしている。

バンダイナムコホールディングス /http://www.bandainamco.co.jp/
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