宮崎駿監督 サンディエゴ・コミコンへ初参加 「ポニョ」を紹介 | アニメ!アニメ!

宮崎駿監督 サンディエゴ・コミコンへ初参加 「ポニョ」を紹介

 6月27日付けのロサンゼルス・タイムズ紙によれば、宮崎駿監督が7月23日からカリフォルニア州サンディゴ市で開催されるコミコン・インターナショナル(サンディエゴ・コミコン)を訪れる。サンディエゴ・コミコンでは、8月14日から全米公開される『崖の上のポニョ』の

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 6月27日付けのロサンゼルス・タイムズ紙によれば、宮崎駿監督が7月23日からカリフォルニア州サンディゴ市で開催されるコミコン・インターナショナル(サンディエゴ・コミコン)を訪れる。サンディエゴ・コミコンでは、8月14日から全米公開される『崖の上のポニョ』の紹介を行う予定だ。
 サンディエゴ・コミコンは、コミック、マンガからSF映画、アニメーション、VFXまで、ポップカルチャーを広く取上げる大型イベントである。昨年の参加者数は実数でおよそ13万人、延べでは20万人を軽く超える。北米最大のポップカルチャーのイベントで、『崖の上のポニョ』をアピールする。

 サンディエゴ・コミコンはその巨大さから、近年SF映画、アニメーション映画、VFX映画の宣伝の場として積極的に活用されるようになっている。有名監督や俳優、プロデューサーの参加も急増している。
 今回全米で800館以上の劇場を利用して公開される『崖の上のポニョ』も、宮崎監督自身が顔を見せることで、この場で積極的なプロモーションを行うようだ。
 宮崎監督は、既にカリフォルニア大学バークレー校やビバリーヒルズにある米国アカデミー協会で講演を行うことが明らかになっている。今回のサンディエゴ・コミコンは、この訪米に合わせたもので、バークレーからサン・ディエゴ、ロサンゼルスと宮崎駿監督の米国西海岸の旅行はかなり大掛かりなものになる。

 こうした積極的なプロモーション活動は、スタジオジブリと映画の配給を手がけるウォルト・ディズニーが『崖の上のポニョ』の興行的な成功を目指しているためである。
 今回のロサンゼルス・タイムズ紙の紹介でも、見出しには「宮崎駿は米国で賞賛を勝ち取った しかし、十分なお金を生み出していない: Hayao Miyazaki's films win praise in the U.S. but don't earn much money.」と書かれている。宮崎監督の作品への高い評価が、必ずしも商業的な成功に結びついていないとの認識は多くの人に共通している。『崖の上のポニョ』では、これまでのこうした見方を覆すことを狙う。

 宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』までの数作品は、やや難解な要素を持ち、子供というよりむしろ大人の観客に支えられていた。しかし、『崖の上のポニョ』では一転して子供のための映画として、よりシンプルなストーリー、そして映像的な面白さが打ち出されている。作品の内容から、これが米国の子供たちにも広く受け入れられるとの判断が働いたのだろう。
 3DCGアニメーション、そして3D立体映画へと急速なハイテク化が進むなか、米国では良質な2Dアニメーションの劇場公開が減っている。『崖の上のポニョ』の強みは、そうしたなかで手描きのアニメーションの楽しさを訴えることが出来ることだろう。

ロサンゼルス・タイムズ /http://www.latimes.com/
/LOS ANGELES FILM FESTIVAL 'Ponyo'

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