今回の上映は今年で3年目を迎える学校が、過去2年間の教育の成果を披露する場として企画した。全日制、夜間コースの生徒の作品およそ10数本を上映する。入学した当初はアニメーションを作ったこともなかった生徒による作品が注目される。 映画『羅生門』を西部劇版にアレンジした『赤いスカーフ』は、長さ7分に及ぶ作品。シュールレアリスティックな『The sound of ovum』や、動物たちが音楽を奏でる『A little symphony in the forest』、奇抜なギャグが持ち味の『空中卵かけライス』などが揃う。それぞれの生徒の個性が現れた多彩な作品群となっている。