「戦国BASARA」が舞台化 カプコン、マルチ展開を積極推進 | アニメ!アニメ!

「戦国BASARA」が舞台化 カプコン、マルチ展開を積極推進

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 ゲームソフト会社のカプコンは、同社が開発・発売する人気ゲームソフト『戦国BASARA』シリーズが舞台化されることを明らかにした。舞台は今年2009年7月3日から12日まで、東京ドーム シアターGロッソで行われる。
 『戦国BASARA』シリーズは、2005年に第一作が発売された。以来、これまでの戦国武将ものの常識を打ち破ったけれんみのある演出が、ファンから高い支持を集めている。シリーズ累計の出荷本数は、140万本を超えている。

 これまでにも様々なキャラクターグッズ、コミック、トレーディングカード、音楽CDやドラマCDなどのマルチ展開を行っている。この4月にはテレビアニメ『戦国BASARA』が放映を開始し、その人気が加速している。 
 特にメディアからは、女性ファンの間での戦国武将ブームの火付け役のひとつとして関心を集めている。こうした人気のなか、シリーズ最新作『戦国BASARA バトルヒーローズ』は、好調な出荷本数を記録している。

 今回の舞台化は、そうしたマルチ展開のひとつである。舞台の主催には、TBSや東京ドーム、東京ケーブルネットワーク、イーエス・エンターテインメントが参加する。
 また、脚本・演出を行う西田大輔さんは、エンターテイメント性の高い舞台づくりで注目される劇団AND ENDLESSを主宰する。『戦国BASARA』に相応しい起用と言えるだろう。

 注目されるのは、伊達政宗を演じる久保田悠来さんと真田幸村を演じる片岡信和さんの二人だ。久保田さんは、2008ミュージカル『テニスの王子様』の跡部景吾役で、片岡さんはテレビ番組『炎神戦隊 ゴーオンジャー』のゴーオンブルー香坂連役で若い女性から人気が高い。
 今回は、『戦国BASARA』シリーズのユーザーの4割を占める女性をターゲットにしたものとなりそうだ。7月にはシアターGロッソが大きく盛り上がるだろう。

 カプコンは、近年、自社開発の作品のマルチ展開を活発に進めている。その範囲は映画から、テレビアニメ、グッズ、舞台にまで及んでいる。映画では昨年秋に人気シリーズ『バイオハザード』をCGアニメ化した『バイオハザード ディジェネレーション』が公開されている。また、ハリウッドで製作された『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』も、今年2月に劇場公開をされた。
 今回はゲームの舞台化ということで多くのファンを驚かせたが、カプコンのゲームの舞台化はこれが初めてでない。今年2月には宝塚歌劇宙組の公演として、DS向け人気ゲーム『逆転裁判シリーズ』を舞台化した『逆転裁判-蘇る真実-』が宝塚と東京の2ヶ所で上演されている。

 こうしたメディア戦略についてカプコンは、兼ねてよりゲームソフトの認知度の向上を大きな理由に挙げている。ライセンス収入だけでなく、関連作品とゲームソフトのシナジー効果が期待出来るからだ。
 実際に『バイオハザード ディジェネレーション』の公開は、新作ゲームソフト『バイオハザード5』と連動していた。結果は、映画、ゲーム共、予想を上回る実績を残している。
 カプコンの作品では、今後も『鬼武者』や『クロックタワー』、『ロストプラネット』のハリウッド映画化が視野に入っている。これ以外のアニメや舞台といった展開も、今後もまだまだ増えそうだ。

『戦国BASARA』 公式サイト(カプコン) /http://www.capcom.co.jp/sengoku/
カプコン /http://www.capcom.co.jp/

舞台『戦国BASARA』
日程: 2009年7月3日~7月12日
劇場: 東京ドーム シアターGロッソ
原作: CAPCON(『戦国BASARA』シリーズ)
脚本・演出:  西田大輔(AND ENDLESS)
主催:  TBS、東京ドーム、東京ケーブルネットワーク、イーエス・エンターテインメント

【主要キャスト】
伊達政宗: 久保田悠来
真田幸村: 片岡信和
《animeanime》
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