永井豪記念館 4月25日に石川県輪島市でオープン | アニメ!アニメ!

永井豪記念館 4月25日に石川県輪島市でオープン

 戦後のマンガ界を代表する巨匠のひとり永井豪さんの業績と作品を紹介する記念館が、4月25日に石川県輪島市にオープンする。記念館では永井豪さんの業績やその歴史のほか、作品の原画展示、さらに高さ約2 メートルのマジンガーZ像などを展示する。
 また、パソコンな

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 戦後のマンガ界を代表する巨匠のひとり永井豪さんの業績と作品を紹介する記念館が、4月25日に石川県輪島市にオープンする。記念館では永井豪さんの業績やその歴史のほか、作品の原画展示、さらに高さ約2 メートルのマジンガーZ像などを展示する。
 また、パソコンなどを用いた体験コーナーや作品単行本の閲覧サービス、お土産の販売なども行なう。永井豪さんは輪島市の出身地で、輪島市は郷土の有名人を紹介することで地域の活性化を目指す。

 永井豪さんは、石ノ森章太郎さんのアシスタントを経て、1967年にマンガ家デビューをした。1968年の『ハレンチ学園』の大ヒットをきっかけに人気作家の仲間入りを果たした。その後、『デビルマン』や『キューティーハニー』、『バイオレンスジャック』など、数々の名作マンガを生み出した。
 早い段階からテレビアニメとのコラボレーションにも熱心であった。特に『マジンガーZ』は、その後のロボットアニメのジャンルに大きな影響を与えた。
 作品は日本だけでなく、海外でも人気が高い。ヨーロッパでは最も有名な日本のマンガ家の一人である。また、この4月には永井豪氏の原作を基に新作テレビアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編 on television』が放映され、大きな話題を呼んでいる。

 永井豪さんやその作品をテーマにした展覧会はこれまで度々開催されてきたが、常設の展示施設が建設されるのは今回が初めてになる。同世代の大物マンガ家では、既に石ノ森章太郎さんや赤塚不二夫さんの記念館が既にあり、藤子・F・不二雄さんの博物館建設も予定されている。
 そうしたなかで今回の記念館は、ファン待望の施設と言っていいだろう。永井豪記念館は原則年中無休で、9時から17時まで開館する。入場料は大人500円、小学生、中学生は200円である。

 また、4月25日のオープンの際には、オープン記念として永井豪さんによるサイン会も行われる。当日の入場券購入の中から先着50名限定で、開館記念ポスターに永井豪さんがサインをする。
 さらに今後は、6月7日、8日の輪島市民まつりに合わせた永井豪さんのマンガ、アニメのキャラクター仮装コンテストの開催も計画されている。

輪島市 /http://www.city.wajima.ishikawa.jp/
永井豪記念館 /http://www.city.wajima.ishikawa.jp/kinenkan/kinenkan.gif
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