梶島正樹原作「異世界の聖機師物語」 アフレコ会見開催 | アニメ!アニメ!

梶島正樹原作「異世界の聖機師物語」 アフレコ会見開催

 国内外で人気の高い『天地無用!』シリーズの原作者として知られる梶島正樹さん原作の新作アニメ『異世界の聖機師物語』が長い構想期間を経て、いよいよその姿を現す。その第1話にあたる「白と黒の聖機人」が、この3月よりOVAシリーズとしてリリースを開始する。
 

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isekai-keyvisual.jpg 国内外で人気の高い『天地無用!』シリーズの原作者として知られる梶島正樹さん原作の新作アニメ『異世界の聖機師物語』が長い構想期間を経て、いよいよその姿を現す。その第1話にあたる「白と黒の聖機人」が、この3月よりOVAシリーズとしてリリースを開始する。
 まず、アニマックスPPVプレミアチャンネル(スカチャン160)で第1話を先行放映、4月22日にDVDレンタルがスタートする。さらに5月からはBlu-ray DiscとDVDの発売も開始予定となっている。

 作品は「ロボット・アクション!!×学園ラブコメ!?」と名を打っており、これまでの梶島正樹作品と同様に、様々な要素満載した作品となりそうだ。制作はこれまでも『天地無用!』シリーズなどで、梶島正樹さんと人気作品を生み出してきたAIC、それにBeSTACKが行なう。
 聖機師物語の舞台は、ジェミナーと呼ばれる架空の世界である。ここでは塩水からなる海と、エナと呼ばれる重いガスのような熱い層なすもう一つ海が存在する。ジェミナーでは多くの国があり、亜法の技術による兵器 聖機人を用いた覇権争いが繰り返される。そのジェミナーの世界に召還された15歳の少年柾木剣士が物語の主人公だ。
 
 この『異世界の聖機師物語』のアフレコ記者会見が、作品のリリースに先立って、先日行なわれた。会見では原作・総監修の梶島正樹さん、吉川浩司監督、さらに声優陣と、作品に対する強い意気込みが語られた。
 作品は1時間ものが1話で全13話、テレビシリーズで言えば2クールとなる。OVAとしては異例の大型シリーズだ。梶島正樹さんの新しい世界に期待が集まる。
(c)AIC/VAP

『異世界の聖機師物語』 公式サイト /http://www. seikishi.com

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【アフレコ記者会見】

原作者・梶島正樹先生
「この『異世界の聖機師物語』は、以前作った『DUAL! ぱられルンルン物語』と同時に、同じコンセプトで企画したもので、異世界あるいは並行世界へと迷い込んだ主人公の冒険譚でした。
正直、『聖機師物語』が今頃になって陽の目を見る事になろうとは……。
古くなったネタを改変し、もちろん大筋に変化はありませんが、『DUAL!』で出来なかった事やら何やら、てんこ盛りにしてありますのでお楽しみに。最後に……「ロボットは手描きだ!」」

吉川浩司監督
「本作は1時間(46分もの)、13話で構成されたOVAです。「大作感」を出すために構想を膨らませたりと、制作に時間がかかりましたが、その分中身の詰まった見ごたえのある作品になっていると思います。
この作品の一番の魅力はキャラクターだと思っていますので、キャラをどうやっていきいきと描けるかに力を入れています。また世界観や美術設定、メカ設定なども、練りに練った深いものになっています。
ただいま、スタッフ総動員で必死になって、良い作品を作ろうと努力をしています。声優さん達のお力を借りて、魅力的なキャラクターを描けていると思いますので、楽しみにしていただければと思います。長丁場ですが毎話数、結構変わった話になっていると思いますので最後まで見ていただければありがたいです。」

柾木剣士役:下野 紘さん
「剣士は普通の中学生ですが、身体能力や器用さなどいろいろ秀でているスーパー少年です。常にしかし、それを自慢することなく、本当に純粋な少年なので、「無邪気、純粋」というところを頭に入れながら演じています。
周りの女性に追い掛け回され、剣士が叫んだり逃げ回ったりするシーンがあるので、その辺を聞いていただいて「頑張ってるな」と思っていただければと思います。
ドタバタコメディーですが、その中で見え隠れするミステリアスな部分、今後大きな展開があるのではと思わせる副線が多々ございます。二重の楽しみができるのではないかと思うので、ぜひ見ていただけたらと思います。」

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         (c)AIC/VAP

ラシャラ・アース 二十八世役:米澤 円さん
「ラシャラはまだ少女なんですが「姫皇様」として一国の王を務めています。その一方で、悪知恵が働いたり、何かを企てていたりと、一筋縄ではいかない性格で、学院で何か騒ぎが起こると人一倍楽しんでしまうという「おてんば姫」です。
その王とは思えないはっちゃけぶりと、多少のことでは動じない王として威厳のある部分、2つの面に違いに気をつけながら演じています。
私自身も楽しみながらラシャラを全力で演じていきますので、是非ご覧になってください。」

キャイア・フラン役:桑谷夏子さん
「キャイアはこの世界の一番の常識人で(笑)、ドタバタなお話の中で一人巻き込まれることもなく、剣士のおもりのようなことをしています。普段は気が強いけど、好きな人の前ではかわいくなったりする、普通のかわいらしい女の子です。
剣士を怒っていることが多いので、感じの悪くならないようにしたいと思っているのですが、演じているのが下野くんだから…(笑)。また、女性のキャラクターが多い作品なので、他の女性キャラに埋もれてしまって誰が誰だか分からなくならないようにしたいと思っています。
沢山のキャラクターが出てくるので、好きになるキャラクターも一人くらい出てくると思います。それを見つけて楽しんでください。」

メザイア・フラン役:恒松あゆみさん
「メザイアは少し真面目な妹・キャイアとは違って、いろんなことを楽しんで生きているようなキャラクターなので、収録中はみんなから少し引いてニコニコ見ている感じです。
お色気のあるキャラなので、演じているときは必要以上にお色気を出していこうという方針があり、剣士くんに対しては積極的にアピールしています。また、たまにのぞく「できる人間じゃないか」と思わせるセリフと、普段の楽しい雰囲気とのギャップに気をつけて演じています。
魅力的なキャラとお尻と、世界観と、胸と…と、最初からとことん楽しめる作品になっておりますので、このシーンいいかも!というところを見つけて楽しんでいただければと思います。」

ワウアンリー・シュメ役:中川里江さん
「ワウは優秀な聖機工であり聖機師である、メカおたくのかわいい女の子です。結界工房というところにいたために、年をとらず、本当は97歳なんですけれど、見た目は15歳に見えるという設定になっています。
とても頭の切れるキャラだと思うのですが、それをあまり全面に出さずおちゃらけているので、演じる際には、自分も楽しく、周りの方にも楽しんで頂けたらと!
この作品にはキャラの面白さと、メカ・戦闘のカッコ良さ、ストーリーの奥深さ、いろんなものが詰めこまれていると思います。見るたびに先が見たくなるお話ですので、ぜひ楽しんで見て下さい。」

アウラ・シュリフォン役:野田順子さん
「アウラはダークエルフの貴族の娘で、気位やプライドが高いのですが、その割に剣士を気に入っていて、バタバタ感を楽しんでいます。年齢はメザイアと同じでお姉さん的な立場ですが、そこまで色気がなく(笑)、意外とかわいいキャラです。
口調が「○○だぞ」と男性的ですので、そこまで威圧感の出ないように気をつけています。また、沢山いるキャラの中でアウラがどの立ち居地にいるかを忘れないように演じています。
キャラクターとリンクするくらい、演じ手は一生懸命やっています。キャスト・スタッフが一丸となって楽しく制作していきますので、キャスト表・スタッフ表などぜひ隅々までご覧いただければと思います。」
《animeanime》
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