シャマラン監督新作キャスト陣決定 TVアニメーションから実写映画化 | アニメ!アニメ!

シャマラン監督新作キャスト陣決定 TVアニメーションから実写映画化

 ナイト・シャマラン監督は、日本でも『シックス・センス』、『サイン』などスリラーサスペンス映画の巨匠としられている。そのシャマラン監督の次回作が2010年に米国公開予定の『The Last Airbender』であることは日本ではまだあまり知られていないかもしれない。  

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 ナイト・シャマラン監督は、日本でも『シックス・センス』、『サイン』などスリラーサスペンス映画の巨匠としられている。そのシャマラン監督の次回作が2010年に米国公開予定の『The Last Airbender』であることは日本ではまだあまり知られていないかもしれない。
 しかし、米国のエンターテイメント・ウィークリーは、この映画のキャストが決定したとして、若手俳優らの名前を報じている。主人公アン役のNoah Ringer、サカ役のJackson Rathbone、カラタ役のNicola Peltzらである。映画は5月に撮影に入るとしており、いよいよ本格的な制作が進むようだ。

 カルト的な人気を誇るシャマラン監督の次回作だけに、映画の内容も気になるところだ。しかし、作品の概要の一部は既に知ることが出来る。実はこの『The Last Airbender』は、米国では『Avatar:The Last Airbender』としてアニメーション専門チャンネル ニコロデオンとニックトゥーンで放映された子供向けのアニメーション番組の実写映画化である。
 子供向けのテレビアニメーションの実写映画化は、シャマラン監督の新作としては少し驚く企画である。しかし作品は米国ではトップクラスの人気番組で、日本でもニコロデオンチャンネルで『アバター 伝説の少年アン』として放映されている。米国の子供なら誰でも知っている超有名作品である。

 『アバター 伝説の少年アン』はそうした高い人気のほかの部分でも、米国のアニメーション関係者の関心を呼んでいる。この作品が米国でしばしば、日本アニメスタイルを取り入れた作品の代表として言及されるからだ。
 一般に米国ではカートゥーンと呼ばれる従来の米国のアニメーションスタイルの作品と、日本のアニメを映像ジャンルとして区別することが多い。日本アニメはアニメーションの動きを途中で止めたりする等の独特の技法があり、キャラクターデザインや複雑な物語構成などの特色から独自のジャンルと見做されているからだ。

 その一方で、そうした日本アニメ風を自国の作品に取り入れる動きが、過去5年位で欧米に広がっている。『ハイ!ハイ!パフィー・アミユミ』や『ティーン・タイタンズ』などがそうした作品として取り上げられることが多い。
 しかし、その代表作、最も成功したものがこの『アバター 伝説の少年アン』である。確かに従来のカートゥーンに較べてシンプルなキャラクターやキャラクターデザインのバランスに、日本風を感じる。そして、中国や日本を思わせるアジアを舞台に、格闘技と精神性が組み合わせられた物語が展開する。

 こうした作品の持つ神秘性が、シャマラン監督の心を惹いたのかもしれない。近年、日本のアニメを原作にしたハリウッドの実写映画化が増えている。
 それぞれの映画の評判は様々だが、では、日本アニメスタイルのアニメーションの映画化、それは一体どのような映画になるのだろうか。そして、それが実力のある監督と結びついたら、『The Last Airbender』はそんな期待と興味を駆り立てる映画となりそうだ。

エンターテイメント・ウィークリー /http://hollywoodinsider.ew.com/
/M. Night Shyamalan Gathers Cast For "The Last Airbender"

『アバター 伝説の少年アン』 公式サイト 
/http://www.nickjapan.com/programs/avatar/index.html
《animeanime》
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