シッチェス アニメ部門に「ヱヴァ」、「FREEDOM」、「Genius Party」 | アニメ!アニメ!

シッチェス アニメ部門に「ヱヴァ」、「FREEDOM」、「Genius Party」

 世界最大のジャンル映画の映画祭であるシッチェス・カタロニア国際映画祭で、今年も日本アニメが席巻している。  10月2日から12日まで開催されているこの映画祭の長編アニメーション部門アニマート長編映画(Anima't Features)に日本から3作品が出品された。『ヱヴ

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 世界最大のジャンル映画の映画祭であるシッチェス・カタロニア国際映画祭で、今年も日本アニメが席巻している。
 10月2日から12日まで開催されているこの映画祭の長編アニメーション部門アニマート長編映画(Anima't Features)に日本から3作品が出品された。『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』(庵野秀明監督)、『FREEDOM』(森田修平監督)、『Genius Party』である。
 アニマート長編映画部門全7作品のうち3本を占めている。残りの4本は全て米国作品で、日本と米国で同部門を独占するかたちになった。

 もともとシチェスは日本のアニメ映画に関心の高い映画祭である。昨年はマイケル・アリアス監督の『鉄コン筋クリート』がアニメーション部門の審査員特別賞を獲得している。
 また2006年に『時をかける少女』(細田守監督)、2004年に『スチームボーイ』(大友克洋監督)、2003年『東京ゴッドファザーズ』(今敏監督)とそれぞれがアニメーション部門グランプリを獲得した。

 『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』は、昨年秋に公開された『新世紀エヴァンゲリオン』の映画化作品、国内では東京アニメアワードのアニメション・オブ・ザ・イヤーなど数々の賞に輝く、国際舞台で活躍が期待される。『Genius Party』は、この秋からパート2にあたる『Genius Party Beyond』が公開される。海外での受けのいい作品である。
 気になるのは『FREEDOM』である。本来はOVAシリーズで製作された7巻からなる作品だからだ。作品のクオリティとしては劇場級だが、必ずしも長編アニメーションの体裁を取っていない。
 しかし、シッチェスの公式上映スケジュールをみると、2回の上映時間はそれぞれ4時間近くとなっている。どうやら1巻から7巻までをまとめて劇場映画としたようだ。これまで映画作品として評価されたことがないだけに、シッチェスでの『FREEDOM』への評価が気になるところだ。

 同部門では今年も日本のアニメの活躍が期待されるが、他の出品作も実力派揃いだ。『SITA SINGS THE BLUES』は、アヌシー国際映画祭のグランプリとベルリン国際映画祭審査員特別賞の受賞作品、『IDIOTS AND ANGELS』はアヌシーの審査員特別賞、さらに『TERRA』はオタワ国際アニメーション映画祭のグランプリとアニメーション映画祭で実績を重ねた作品ばかりである。
 アート色の強い米国の作品とエンタテイメント色の強い日本の作品がぶつかる面白い構造となる。

 アニメ映画では押井守監督の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』がアニメーション部門でなく、メイン部門となるオフィシャル長編映画部門に出品されている。同部門では三池崇史監督の『クローズ ゼロ』も上映される。
 このほかシッチェスでは、『神様パズル』や『20世紀少年』、『ICHI』など多くの日本作品が、各部門に出品されている。ジャンル映画と呼ばれるマニア向けのエンタテイメント作品のなかでの日本の存在感を感じさせる。

シッチェス・カタロニア国際映画祭 /http://www.cinemasitges.com/uk/

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