都内のスタジオに現れたのは、作中で湘北高校のメンバーの声優の皆さん。主人公桜木花道役の草尾毅さん、梁田清之さん(赤木剛憲役)、緑川光さん(流川楓役)、置鮎龍太郎さん(三井寿役)、塩屋翼さん(宮城リョータ役)、田中秀幸さん(木暮公延役)の6人である。
「SLAM DUNK 20000 PROJECT」はファンが20000本のシュートを積み重ねていく参加型のイベント。シュートを決めるとプロジェクト参加の認定カードがもらえる。7月13日に行われた開会式では原作者の井上雄彦先生がシュートし、見事「No.1」を手に入れた。(その模様はこちら /http://animeanime.jp/news/archives/2008/07/slam_dunk_20000_1.html)
この日の第一投は、主人公役の草尾さん。見事、シュートを決め認定カードの「No.207」を手に入れ、メンバーの皆さんも次々と決めていった。塩屋さんは作中のリョータの得意シュートのレイアップシュートを決めた。
忙しいキャストの皆さんが一堂に会するのは数年ぶりということで、皆、口々にいかに今でも愛され続けている作品であったかを語っていた。
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草尾さんは「また世代が一回りして10代のファンが新しい作品として捉えてくれるのが嬉しいです」と語る。梁田さんは「まだ、僕の中では現在進行形の作品。15年経って、今見ても新鮮に見られる自分の演じた中でも数少ないすばらしい作品」と話した。
緑川さんは「作品を通してNBAにハマって、原作を踏まえて試合を見たらすばらしいスポーツだと知ることができました。個人的にも流川と性格が似ていると思うので、一生懸命より上手くなれたらと思って演じました」と話す。
置鮎さんは「当時出演者の中でも新人だったので、3年生というポジションは結構なプレッシャーでした(笑)誰もが知っている『バスケがしたいです』という台詞を言わせてもらっていたんだなと、色々な人に言われるたびに実感します」と語る。
塩屋さんは「当時は人間に近い動物の役ばかりで、宮城リョータという役をいただいたときに、自分も良い声になりたいと思いました」と当時の様子を語る。
田中さんは「現場の30代のディレクターから小暮君をやってくださいと言われ、この作品の影響力を改めて実感します。昔見た方も、初めてこれから見る方も本当に楽しめる作品だと思います」と語った。
1993年から始まったアニメは1996年、原作に追いついてしまったため、原作のエピソードをすべてアニメ化する前に、惜しまれつつ終了した。キャストの皆さんは口々に、最後まで演じたいという意欲を語っていた。
ファンにもそれを望む声は大きい。製作サイドにその熱意が伝われば、今後の展開も楽しみに待つことができるだろう。
東映ビデオ SLAM DUNK DVDコレクション 公式サイト
/ http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/slamdunkcollection.html
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【商品概要】 「SLAM DUNK DVD-Collection VOL.1」
発売日: 2008年8月8日(初回生産限定)
発売元: 東映アニメーション・東映ビデオ
価格: 15750円(税込)
仕様: 本編695分(5枚組30話収録)
封入特典: 特製ミニユニフォーム 湘北・白「10」桜木花道バージョン(DESCENTE 製)/解説書 *「VOL.2」2008 年9月21日、「VOL.3」2008 年10月21日発売予定(全3巻)
「SLAM DUNK 20000 PROJECT」今後の予定
7月19日〜30日 全国ラウンドワン
7月23日〜9月
bjリーグシーズンクリニックキャラバン会場
8月2日〜15日 JUMP EXPO'08 ジャンプアイランドスペース
8月30・31日 C3×HOBBY キャラホビ2008
(C)井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション