小畑健 パリ・ジャパンエキスポ登場 地元大熱狂! | アニメ!アニメ!

小畑健 パリ・ジャパンエキスポ登場 地元大熱狂!

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 パリで開催されるヨーロッパ最大のアニメ・マンガイベントのジャパン・エキスポに、マンガ家小畑健氏がゲスト出演し大熱狂となっている。小畑健氏は7月3日から6日まで開催されているこのイベントの特別ゲストの一人で、現地でサイン会と講演会を行う。
 小畑健氏が作画を担当するマンガ『DEATH NOTE』は、フランスでも大人気で、数多いマンガのなかでもトップクラスの人気を誇っている。地元の量販店では最新刊を最も目立つ場所に陳列し、積極的に売り出している。

 小畑氏は日本国内でも公の場に現われることがなく、ファンの前に姿を見せ自らクリエイティブの秘密を語るのは非常に珍しい。
 こうした事情はフランスのファンにも知られており、今回の小畑氏の特別ゲストは、ジャパン・エキスポ最大のハイライトのひとつとなっている。会期中に複数回行われるサイン会はいずれも長蛇の列になった。

 なかでも大きな注目を集めたのが、7月5日に開催された小畑健氏の講演会である。講演は巨大な展示場の一角に設けられた特設会場で行われた。しかし、500名収容の会場は開始前より満席で、さらに会場を三方から何重に立ち見客が取り巻く状態となった。
 そして、集英社の編集者と小畑健氏が会場に登場すると大きな拍手に包まれ、開始当初よりファンの熱気で包まれた。

 講演は、最初に小畑氏が自らを語るところから始まった。小畑氏は、中学生頃から様々なマンガを読んでおり、それが好きで自然にマンガ家になりたいと思ったと、マンガ家になったきっかけについて話した。
 そして、子供の頃から絵を描くのが大好きで、教科書の隅や地面のアスファルトの上とかいろいろな場所に絵を描いていた。また、手塚治虫の『火の鳥』や藤子・F・不二雄の『ドラえもん』などのマンガが好きなだけでなく、アニメも好きで『グレンダイザー』も好きでよく模写していたという。
 そして、映画的な作品、SF、ファンタジー、フランスのコミックにも憧れていた。しっかりした世界観のあるマンガを描きたいと思っていたと語り、昔から『DEATH NOTE』のようなマンガを望んでいた様子を伺わせた。

 その後、講演の話は集英社の編集者が引き継ぎ、小畑氏が壇上にて即興でイラストを描くデモストレーションに入った。
 小畑氏はあたりをつけることもなく、その場で『ヒカルの碁』の主人公ヒカルと佐為、『DEATH NOTE』の夜神月、L、リューク、ミサを描いた2枚のポスター大の絵を描きあげ、パリのファンが感嘆の声を上げた。
 一方、壇上では、小畑氏の新連載が近々開始される予定であるという最新情報も披露された。その作品は、今まで小畑氏が描いたことのないテーマになるという。集英社からは是非期待して欲しいとあり、今後の作品に自信をみせた。

 講演会の最後に小畑氏が、「今回でパリは3回目になるが、これだけ滞在出来たのでパリを楽しみ、満喫しています。日本のマンガがこれだけフランスで人気があることが体感出来て刺激になっている。この刺激を次の作品に活かすことが出来ればうれしいと思います」とパリっ子たちにメッセージを送った。
 この挨拶に対して、会場の全員が立ち上がりスタンディングオベレーションで、小畑氏の挨拶に応え、拍手を送り続けた。講演会の高いテンションは最初から最後まで途切れることなく、小畑健氏とその作品の人気の高さを見せつけた。

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     講演開始30分前会場の様子。この後お客はまだまだ増え続けた。

ジャパンエキスポ(パリ)公式サイト /http://www.japan-expo.com/
  日本語情報 /http://www.eurojapancomic.com/fr/japanexpo.shtml
《animeanime》
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