メディア芸術祭と学生CGコンテスト パリ・ジャパンエキスポで上映 | アニメ!アニメ!

メディア芸術祭と学生CGコンテスト パリ・ジャパンエキスポで上映

 CG-ART協会は、7月3日から6日までパリ市郊外で開催されるジャパンエキスポの会場で文化庁メディア芸術祭と学生CGコンテストの受賞作品を上映する。
 上映されるのは、第11回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門奨励賞『ウシニチ』(一瀬皓コ)や第13回学生CGコン

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 CG-ART協会は、7月3日から6日までパリ市郊外で開催されるジャパンエキスポの会場で文化庁メディア芸術祭と学生CGコンテストの受賞作品を上映する。
 上映されるのは、第11回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門奨励賞『ウシニチ』(一瀬皓コ)や第13回学生CGコンテストから最優秀賞『迷走赤ずきん』(西尾都、杉殿育恵)など合計10作品となる。 
 インディーズの『放課後MIDNIGHT』やNHKで放映されたミニ番組『アニクリ15』「宇宙人来襲 ヒロシの場合」(西見祥示郎)、さらに『産経新聞社/SANKEI EXPRESS/"7DAYS"』といったTVコマーシャルと幅広い作品群となる。開催期間の4日間、連日上映される予定である。

 パリ・ジャパンエキスポは、ヨーロッパでも数が多い日本のアニメ・マンガなどのポップカルチャーイベント、ヨーロッパ最大の規模を誇っている。今年の参加者は、延べ10万人以上を見込むビッグイベントである。
 また、アニメやマンガだけでなく、武道や盆栽のような日本の伝統文化やJ‐POP、ファッション、ゲームまで幅広いカルチャーシーンを紹介することが特徴となっている。

 メディア芸術祭は文化庁が中心となり、アニメーション、CG、マンガ、インタラクティブメディアなど、メディアアートを切り口にジャンルを超えた現在のカルチャーの動向を紹介する。
 クリエイター陣も、プロからアマ、メジャーからインディーズまで幅広い領域にわたっている。他の映像イベントにはないコンセプトが特徴となっている。

 CG-ART協会は、これまでにもメディア芸術祭の海外上映を行ってきたが、そのほとんどはメディアアート系のフェステイバルである。
 今回はポップカルチャー系イベントでの上映となる。ヨーロッパのアニメ・マンガファンの間で、日本のメディアアートがどのように受け取られるか気になるところである。
 
JAPAN EXPO /http://www.japan-expo.com/
2008年7月3日(木)~7月6日(日)
会場:パリ・ノール ヴィルパント展示会場 (フランス・パリ)

【第11回文化庁メディア芸術祭/第13回学生CGコンテスト上映作品】

『迷走赤ずきん』 (西尾都、杉殿育恵)
『アニ*クリ15「宇宙人来襲 ヒロシの場合』(西見祥示郎)
『雲の人 雨の人』 (上甲トモヨシ)
『ウシニチ』 (一瀬皓コ)
『JUST DO IT/Enjoy the Pressure』 (田邊慎太郎)
『Birthday』 (半崎信朗)
『黒こぐまと森のせんろ』 (タナカウサギ)
『Stomachache Bee』 (烏田晴奈)
『産経新聞社/SANKEI EXPRESS/"7DAYS"』 (多田琢)
『放課後MIDNIGHT』 (竹清仁)
《animeanime》
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