11月1日に3DCG作成ソフト3ds Maxのユーザー向けの大規模なコンファレンス「Autodesk 3ds Max User Conference」が開かれた。コンファレンスは、3DCGソフトとして広く利用されている3ds Maxの最新機能と展望を紹介するものである。 コンファレンスのなかではソフトの紹介と伴に、3ds Maxのユーザーデモストレーションとして『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』で注目を浴びる株式会社カラーによる講演が注目を集めた。
制作にあたっては、3ds Maxをメインとして据えた。その理由はこの作品がアニメーションであること、3ds Max が2Dアニメに対応可能なセルライクな環境があったためである。 またレンダリンには、illustratorとfinalToon、Pencil+の3つを主に利用した。当初はillustratorはじめ次々にレンダラーを変えていったが、illustratorは落ちやすいこともあり、最終的にはfinalToonでほとんどを行い、後半のラインの計算などをPencil+で補ったという。