東京国際アニメフェア アニメアワード公募作品募集開始
来年3月27日から30日まで開催される東京国際アニメフェア(TAF)2008の実行委員会は、主要イベントのひとつ東京アニメアワード公募部門のアニメ作品募集を開始した。
東京アニメアワードは、2006年12月1日~2007年10月31日まで公開された商業アニメーションを対象と
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東京アニメアワードは、2006年12月1日~2007年10月31日まで公開された商業アニメーションを対象とするノミネート作品部門と、広く公募される公募部門から構成される。
この東京アニメアワード公募部門は、新しい才能と人材発掘の場として東京国際アニメフェアが開始された2002年より設けられている。 国内には新人クリエイター向けのアニメーション作品のコンペティションは数が多いが、東京アニメアワードはそのなかで注目の高さで際立っている。
また、昨年はカナダからの作品『Flutter』が公募部門のグランプリに輝いているように、国際化が進む東京アニメアワードを反映して海外からの応募作品が多いのもコンペティションの特徴である。
本年の募集は11月1日から12月20日まで東京国際アニメフェアの公式サイトからのみ受付ける。作品は郵送となる。また、応募資格は例年通り学生部門と一般部門に分かれるが、国籍、年齢、性別、個人・グループ(企業を含む)、プロ・アマの別などは問われない。
応募作品のなかから賞金100万円の公募グランプリ、優秀賞、特別賞、企業賞、入選などが選ばれる。
ノミネート部門は受賞作品を絞る方向
一方、昨年は『時をかける少女』がアニメーションオブザイヤーに輝いたノミネート部門は、今回、対象作品と賞の概要に変更がある。
これまで前年の12月1日から11月30日までにリリースされた作品としていた対象作品が、10月31日に繰り上げられる。TAF実行委員会によればこれは審査の関係上とされている。
また、過去数年間は優秀作品賞の受賞が2作品~3作品とされていた劇場映画部門とOVA部門の優秀作品賞は1作品になる。さらに昨年は3作品が受賞したテレビ部門の優秀作品賞も2作品に減る。例年に較べて受賞作品の数を絞る意図が伺える。
これまで東京アニメアワード優秀作品賞が多過ぎて訳がわからないといった批判もあっただけに、よりシンプルな賞体系になる点で評価出来るだろう。
東京国際アニメフェア2008公式サイト
/http://www.tokyoanime.jp/ja/
東京アニメアワード公募部門募集要項
/http://www.tokyoanime.jp/ja/animeaward/about.php#02