10月30日発売モーニング2の表紙に米国人漫画家作品登場 | アニメ!アニメ!

10月30日発売モーニング2の表紙に米国人漫画家作品登場

                                   (C)講談社 モーニングツー
 10月30日に講談社から発売されるモーニング増刊「モーニング2(ツー)」の表紙と巻頭カラーをアメリカ人マンガ家REMさんの作品『Kage no Matsuri(影の祭)』が

ニュース
注目記事
                                   (C)講談社 モーニングツー
morning2.jpg 10月30日に講談社から発売されるモーニング増刊「モーニング2(ツー)」の表紙と巻頭カラーをアメリカ人マンガ家REMさんの作品『Kage no Matsuri(影の祭)』が飾る。

 『Kage no Matsuri(影の祭)』は、講談社「モーニング」が主宰する世界規模のマンガの新人コンテスト・モーニング国際漫画新人賞(Morning International Manga Completion (M.I.M.C))の第1回受賞作品である。 
 作品はいわゆるアメリカンコミックスのスタイルでなく、日本のマンガスタイルで描かれている。また、REMさんは1982年テキサス生まれの生粋のアメリカ人、日本語の読み書きも出来ない海外作家の作品が国内の有力マンガ誌の表紙や巻頭カラーを飾るのは異例の展開である。

 M.I.M.Cは、日本含む海外のマンガ家を対象にした新人コンテスト。昨年12月から今年にかけて世界10言語を利用し、海外に向けて広く作品募集を行った。
 現在、海外では日本のマンガスタイルの作品、作家が数多く生まれているが、日本はもとより現地でも発表の場は限られている。こうしたことからM.I.M.Cは、世界中のマンガファンとマンガスタイルのクリエイターの間で大きな話題となった。実際にコンペティションには、世界30以上の国地域から200以上の作品がエントリーされた。

 モーニング2の編集長でM.I.M.Cの選考委員長でもある島田英二郎氏は、応募作品は編集部の予想を上回る高さで、世界には「MANGA」を読んで成長した「MANGA ARTIST」が育ちつつあることを実感したという。
 今回の受賞作品を表紙と巻頭カラーとして取り上げるのも新人賞受賞の条件だったわけでなく、その作品のレベルの高さを評価した結果だという。モーニング編集部では、今後はREM氏を含む複数の欧米人作家の作品を「モーニング」と「モーニング2(ツー)」の誌上で新連載する企画を進めている。

 また、既に第2回M.I.M.Cのエントリーも受付けている。締切は12月31日となっており、第2回以降も、海外の新たなマンガの才能が誕生することになりそうだ。

モーニング公式サイト /http://www.e-1day.jp/
第1回モーニング国際漫画新人賞受賞結果 /http://e-morning.jp/mimc/result/
第1回モーニング国際漫画新人賞募集 /http://e-morning.jp/mimc/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集