セカンドライフで「シグルイ」の世界が展開(7/18)
映像やIT関連のビジネスを展開するデジソニックには、同社がセカンドライフのなかに設けた仮想空間「マナティーリゾートアイランド」でアニメ作品『シグルイ』の世界を紹介する。
この7月からデジソニックは、現在、大きな注目を浴びている3Dヴァーチャル空間のセカ
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この7月からデジソニックは、現在、大きな注目を浴びている3Dヴァーチャル空間のセカンドライフ内にアートとデザインをテーマにした「マナティーリゾートアイランド」を設立している。今回、衛星放送局WOWOWが、この「マナティーリゾートアイランド」の初めての参加企業となる。そのWOWOWが提供するコンテンツの第1弾が、7月19日から放映を開始する『シグルイ』となった。
『シグルイ』は、南條範夫さん原作、山口貴由さん作の秋田書店の月刊チャンピオンREDで連載されている人気マンガである。そのマンガを人気アニメスタジオのマッドハウスがアニメ映像化するが、その激しくハードな戦いシーンをどのようにアニメとして表現するか注目されている。
今回、「マナティーリゾートアイランド」では、この『シグルイ』のアニメ原画をセカンドライフ限定で公開する。またシグルイパビリオンを設けて、番組のプロモーション映像やスタッフインタビューを放映する。
このほか作品の舞台になる虎目流道場の再現や、セカンドライフ内で着用できる『シグルイ』T-シャツの無料配布、「マナティーリゾートアイランド」の街や建物を『シグルイ』で埋め尽くすシグルイ・ジャックなど多彩な企画を行う。
こうしたプロモーションは、現在、次世代のネットコミュニケーションツールと注目を集めるセカンドライフと連動することでの番組の話題づくりとみられる。
これまでにセカンドライフ内でアニメを宣伝したのは、蛙男商会の劇場映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~』の例がある。しかし、テレビシリーズアニメでの例はなく、新しい番組の宣伝方法として話題を呼びそうだ。
デジソニックは「マナティーリゾートアイランド」のコンセプトをアートとデザインとしている。
今後も、アニメだけでなく映画や、音楽など多彩なエンタテインメントコンテンツが加わる予定である。また、同社は企業から得る出展料のほかにECサイトとの連動を図ることで、収益化を目指す。
シグルイ公式ホームページ /http://www.wowow.co.jp/anime/shigurui/
デジソニック /http://www.digisonic.co.jp/
WOWOW /http://www.wowow.co.jp/
セカンドライフ /http://slurl.com/secondlife/sonicmart/100/133/25