展示の中心となったのは本年から始動する「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」である。スタジオジブリのこの新しい事業に対する意気込みが十分伝わって来る。
展示は三鷹にあるジブリ美術館のクオリティーを再現したもので、まさに東京ビッグサイトに4日間だけ出現したジブリ美術館の分館のようであった。
ライブラリー事業の理念や試みについて丁寧に解説するだけでなく、今後美術館ライブラリー事業が展開する作品紹介が行なわれていた。なかでも目を惹いたのは、油絵タッチでアニメーションを表現するアレクサンドル・ペトロフ監督の『春のめざめ』の制作資料である。その細密でまさに芸術と呼ぶべき数々の資料が来場者の目を奪っていた。
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