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『ブルードラゴン』はXbox360のソフトとして昨年発売され、同ゲーム機のキラーコンテンツの一つとなっている。製作総指揮とシナリオは「ファイナルファンタジー」シリーズの坂口博信さん、音楽は植松伸生さん、キャラクターデザインは漫画家の鳥山明さんという、超豪華な組み合わせは海外でも期待する声が高い。
メディアミックスも着々と進行中で、「週刊少年ジャンプ」「月刊少年ジャンプ」ではゲームとは別のストーリーで世界観を広げている。今回のアニメ版もオリジナルストーリーで進行していくという。
会場には、『マリア様がみてる』のアニメ版を代表作に持つ、監督のユキヒロマツシタさん、主人公シュウ役の根本圭子さん、クルック役の葉月絵理乃さん、ゾラ役の朴ろ美さん、主題歌を歌う橘慶太さんがステージに上がった。
また、坂口さんらゲーム版のメインスタッフからもメッセージが届いた。
鳥山さんからは自身のキャラクターが10年ぶりに新作として動き出すことを「オリジナルストーリーを楽しみにしています。このような形でアニメに関わるのが最後かと思います。すばらしいスタッフによってきっと楽しい作品になると思います。期待してください」と、コメントが読み上げられた。
アニメ制作は「studioぴえろ」が行う。1年間の予定で、現在すでに5話まで収録が済んでいるという。今回初めてプロモーション映像が公開されたが、鳥山キャラがのアクションやコミカルさが非常に魅力的に描かれており、ファンの期待以上の作品で、間違いなくこの春の注目作の一つになるだろう。
また、主題歌を歌うのは「w-inds.」の橘慶太さんで、ソロ第二弾の作品となる。「ゲームもずっとプレイして、鳥山さんのアニメをずっと見てきたので興奮しています。アニメストーリーから仲間や友達の大切さを感じ取って“FRIEND”という歌を作詞をしました」と語る。
エンディングテーマはモデルとして、歌手としても人気の山田優さんが歌う「Fly So High」で、「夢を追いかける仲間・友達への応援歌です」とのビデオレターが届いた。
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作品について、根本さんは「初めての主人公でプレッシャーもあるが一緒に成長していきたい」。葉月さんは「戦うシーンの叫びや心温まるシーンまで、毎回のエピソードが豊富です」朴さんは「熱い心をより一層熱くできるように皆さんに伝えていきたい」と、それぞれ見所を語る。
マツシタ監督は「キャッチコピーのように“力を得て何がしたいか”がテーマです。1年間の冒険から何を得たかを最後まで見届けてほしい」と意気込みを語った。(日詰明嘉)
(c)BLUE DRAGONプロジェクト/テレビ東京
ブルードラゴン
ブルードラゴン公式サイト(テレビ東京)
/http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/bluedragon/
《スタッフ》
■Xbox 360(マイクロソフト)"BLUE DRAGON"より
原案: 坂口博信
キャラクター原案: 鳥山明
監督: ユキヒロマツシタ
シリーズ構成: 大和屋暁
キャラクターデザイン: 二宮常雄
音楽: 植松伸夫/大橋恵 音響監督: 高桑一
美術監督: 谷村心一 色彩設計: いわみみか。
撮影監督: 松本敦穂 編集: 松村正宏
製作: テレビ東京、studioぴえろ
《キャスト》
シュウ: 根本圭子
ジーロ: 浪川大輔
クルック: 葉月絵理乃
マルマロ: 雨蘭咲木子
ゾラ: 朴ろ美
ブルードラゴン: 高塚正也
ミノタウルス: 落合弘治
サーベルタイガー: 堀川仁
ブーケ: 中島沙樹
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