アメリカのポップカルチャー業界情報サイトICv2の調査によると、2006年の北米で一番売れたグラフィックノベルは『NARUTO』(岸本斉史)第9巻であった。 ICv2によれば『NARUTO』第9巻の昨年の売上部数は、ニールセンブックスキャンのデータで書店売上部数だけで10万部を越えた。これは、マンガ以外で売上げトップになった『V for Vendetta』(デビット・ロイド)のおよそ8万部を上回っているとしている。 グラフィックノベルは書籍スタイルのコミック・マンガ単行本のことで、日本のマンガだけでなく『スーパーマン』や『スパイダーマン』のようなアメリカの作品も含んでいる。 『NARUTO』は第9巻だけでなく既刊全てが好調な売れ行きとされており、2006年に北米で最も読まれた作品と言えるだろう。販売が好調とされている『NARUTO』の人気が、数字のうえでもあらためて裏付けられたかたちである。 また今回のICv2のデータは書店での売上数だけとしている。コミック・マンガの販売に大きな力を持つコミック専門店や図書館による購入、データには含まれない大手量販店ウォルマートでの売上げを含めると実際に売上数はさらに拡大すると見られる。/ICv2 /A Banner Year For Graphic Novels
「センコロール コネクト」に北米ファン熱狂!“Anime Expo 2019”U.S.プレミア上映会レポ 2019.7.5 Fri 20:00 映画『センコロール コネクト』が7月4日(現地時間)、アメリカ…