2月8日に次代クリエイターの発掘を目指すデジタルクリエイターズコンペティションの受賞者・受賞作品が、コンペティションの主催者デジタルコンテンツ協会から発表された。 最も注目される金の翼賞には、東京工芸大学の久保亜美香さんのアニメーション作品『おはなしの花』が受賞した。『おはなしの花』は鮮やかなグラフィックとテンポの良い展開が魅力的なビジュアル作品である。 作品は既に今年の文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門の優秀賞やデジタルアートグランプリ2006のグランプリにも輝いており着実に実績を築いている。 銀の翼には、3DCGで空中や水中の立体感を見事に表現した村上英亜さんの『4600 million』と黒板に描かれた絵が動き出すアイディアをCGで表現した三浦祐貴さんの『graffiti』が選ばれている。このほか、優秀賞3作品と韓国文化コンテンツ振興院長賞が選ばれた。 デジタルクリエイターズコンペティションは、コンテンツ産業の活性化と国際競争力強化を目的に、次代クリエイターの発掘とクリエイターの支援を目指している。このためコンペティションに参加したクレイエイターに対して、国内の有力プロダクションを通じたスキルアップのためのフォローアッププログラムが組まれている。 審査委員にも日本を代表するデジタルコンテンツ制作企業のプロデューサーが並んでおり、プロフェッショナルにつながる賞としての特徴を持っている。 デジタルクリエイターズコンペティションの贈賞式は、同じくデジタルコンテンツ協会が主催するデジタルコンテンツグランプリの贈賞式と合せて2月16日に秋葉原のUDX アキバ3Dシアターで行なわれる。 また、受賞作品は、今後東京国際アニメフェアや米国のSIGGRAPHなどの各種デジタルコンテンツ関連のイベントで紹介上映が行なわれる予定である。デジタルクリエイターズコンペティション2006《金の翼賞》■ おはなしの花 久保亜美香《銀の翼賞》■ 4600 million 村上英亜■ graffiti 三浦祐貴《優秀賞》■ EACH LIFE ~チーズケーキ~ 森瞭維智■ じゅうじん 澤田裕太郎■ LIFE 山田稔明《韓国文化コンテンツ振興院長賞》■ Anding Hunter 2/デジタルコンテンツ協会 /デジタルクリエイターズコンペティション2006
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