12月1日。アニメやゲームへの楽曲提供でもお馴染みのKOTOKOの横浜アリーナライブ「KOTOKO in YOKOHAMA ARENA 2006」が開催された。このライブは初の全国縦断ライブツアー、相次ぐ楽曲のリリース、3rdアルバム発売と、今年に入ってもノリまくっているKOTOKOの1年の集大成である。 アニメファンにとってKOTOKOは、今年だけでも『灼眼のシャナ』の主題歌「being」、『マリア様がみてる』のOVAエンディングテーマ「Chercher〜シャルシェ〜」などのヒット曲でとても身近な存在である。しかし、いまや彼女の人気とパワーは、そこからさらに大きく拡大している。それを感じさせたのが今回の横浜アリーナライブの熱気だ。 そしてKOTOKOが今回ファンのために考えたセットリストは、音楽活動を始めた6年前からメジャーデビューした2004年、そして現在に至るまでの全貌を表現するものとなった。 スタートは12月13日にリリースされる3rdアルバム『UZU-MAKI』から「UZU-MAKI」だ。4曲目にも同じアルバムから「海豚」を披露し、一番新しい自分をアピールする。 さらにメジャーデビュー曲「羽」、この曲がなければ今の自分がなかったと言う初期の代表作「Close to me...」、これまで歌う機会がなかったというライブ初披露の「カナリヤ」「同じ空の下で」も含めて、まさに音楽は彼女の全てを表現しきったものになった。 それはKOTOKOが、それだけ今回のライブを、アーティストとしての自分にとても重要なものと大事に考えていたことでもある。 アンコールから後は一転して、かわいらしさを全面に押し出した。特にKOTOKO自身も、こんな人気なるとは思わなかったという大ヒット曲『きゅるるんKissでジャンボ♪♪』と『さくらんぼキッス~爆発だも~ん~』はファンに大受け。大会場らしい、華やかなステージだった。 最後の曲となったダブルアンコールの『覚えてていいよ』が終る頃には、コンサートはなんとトータルで3時間半。しかし、ライブはそんな長さを全く感じさせない。まさに時間を忘れてしまうほどだったからだ。ライブ終了後には、I‘veの仲間も舞台に応援にあがり会場を盛り上げた。 横浜アリーナライブは、来年もまだまだ続くであろうKOTOKOの活躍を予感させつつ終了した。 この夏の初の全国縦断ライブツアー、3rdアルバム発売、海外のイベントにも姿を見せるなど、KOTOKOの活動は今年一気に広がった。そして、今回の横浜アリーナライブも含めてKOTOKOはこの1年で大きく成長した。 しかし、勿論変わらないものもある。それは、常にファンと一緒にありたいという彼女の気持ちだ。こうしたKOTOKOの気持ちがある限り、2007年もKOTOKOの年になるだろう。/KOTOKO公式サイト /KOTOKO web KOTOKO in YOKOHAMA ARENA 2006 【SET LIST】1. UZU-MAKI2. 羽3. Suppuration-core-4. 海豚5. カナリヤ6. 硝子の靡風7. Close to me8. 赤い玉、青い玉9. 地に還る10. 月夜の舞踏会11. 同じ空の下で12. Chercher~シャルシェ~13. 秋爽14. LOVE A RIDDLE15. being16. Abyss17. face of fact18. Re-Sublimity19. 雪華の神話20. L.A.M-laze and meditation-21. Dirty Boots 22. Leave me hell alone《アンコール》1. Princess Bride!2. きゅるるんKissでジャンボ♪♪3. さくらんぼキッス~爆発だも~ん~4. Short Circuit《ダブルアンコール》 覚えてていいよ
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