2007年3月23日にメディアファクトリーから発売される『ラーゼフォン』DVD-BOXの初回特典に、HD DVDの特典ディスクが同封される。そのなかに劇場版『ラーゼフォン 多元変奏曲』が収録されることが話題となっている。 『ラーゼフォン』は、テレビ版の監督に出渕裕氏、劇場版の監督を京田知己氏が行なったロボットアニメ、今回のDVD-BOXにはテレビアニメ全26話と劇場版がコンプリート収録される。 人気スタジオのBONESによる美しい作画が大きな人気を呼んだだけに、今回のHD-DVD特典を目当てに購入するファンもいるだろう。 HD-DVDはブルーレイと並び、いま注目される次世代ディスクである。しかし、次世代ディスクの発売は今年から本格化したばかりで、市場の導入期にあたる。このためHD-DVD、ブル-レイともに、ハード機器の普及はまだ進んでいない。 また、次世代ディスクでのパッケージ販売は、アニメ作品も含めて発売の延期や中止が相次ぐ波乱含みの展開となっている。現時点で、単独で次世代ディスクを発売しても採算を取るのは難しいだろう。 そうしたなかでDVD-BOXに合せての販売は、ファンの購買意欲を維持することと次世代ディスクのプロモーションという点で意味がある。 今後、次世代ディスクの普及を前に、購買者が従来のDVDの購買を控える可能性が大きくなって来る。作品をDVDと次世代ディスクの両方で提供することは、ある程度は購買者への商品購入へのインセンティブになるだろう。 さらに次世代ディスクを普及させたいハード・ソフトの制作会社にとっては、消費者が次世代ディスクを手に取ることでハード機器の購買へのインセンティブになることを期待しているだろう。 パッケージメディア転換の端境期の特殊事情となるが、今後もこうしたセールス方法は行なわれる可能性は高い。/ラーゼフォン公式サイト
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