マインドゲーム パリの日本映画祭で大賞受賞(11/30) | アニメ!アニメ!

マインドゲーム パリの日本映画祭で大賞受賞(11/30)

 湯浅政明監督のもとスタジオ4℃が制作した『マインド・ゲーム』が、11月21日から25日までフランス・パリなどで開催されたKINOTAYO映画祭で大賞にあたる「Soleil d'or」(金の太陽賞)に選ばれた。
 KINOTAYO映画祭は日本映画をフランスに紹介し、日本の文化や歴史、

ニュース
注目記事
 湯浅政明監督のもとスタジオ4℃が制作した『マインド・ゲーム』が、11月21日から25日までフランス・パリなどで開催されたKINOTAYO映画祭で大賞にあたる「Soleil d'or」(金の太陽賞)に選ばれた。
 KINOTAYO映画祭は日本映画をフランスに紹介し、日本の文化や歴史、表現方法の理解と認識を深める目的で今年から始まった。また、日本とヨーロッパとのデジタルシネマ技術をつなぐことを目指している。

 今回『マインド・ゲーム』が受賞した「Soleil d'or」は、観客の投票によって選ばれるもので、映画祭を通じて最も観客の支持を集めた作品に与えられる。
 映画祭では同作品以外にも、実写映画の『ALWAYS 三丁目の夕日』や『メゾン・ド・ヒミコ』『花田少年史~幽霊と秘密のトンネル~』などおよそ40作品が上映されている。日本のアニメからも『銀色の髪のアギト』や『宇宙大怪獣ネガドン』、『はなれ砦のヨナ』などが上映された。

 また映画祭には、特にアニメーション作品を紹介する特別プログラムが設けられた。そのなかでは、長編商業アニメーションだけでなく『アニマAnima』『C++』『Greensleeves』『りんね』『桜の下で』『Tough Guy!2005』といったインデイーズ・アニメーションも広く紹介された。
 こうした多彩な上映作品のなか、個性派映画の『マインド・ゲーム』が観客の支持を最も集めたことになる。

 また、映画祭では上映会のほかに「デジタル時代」の映画を考えるプログラムが行われた。また、併催企画の「デジタルクリエーション2006」の中でも幾つかの日本映画が紹介されている。
 今年が第1回ということであるがアニメーション紹介に力を入れていることもあり、今後の発展を期待したい企画である。

/KINOTAYO映画祭公式サイト(日本語) 
/マインド・ゲーム公式サイト 
/スタジオ4℃

《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集