アメリカで日本や韓国のマンガ出版を手掛けるYaoiプレスは、イタリア生まれのやおいマンガ3作品の英語版出版権利を獲得したと発表した。 3作品はいずれもイタリアのやおい専門の出版社ダニー&ダニーが発刊したイタリア人作家によるマンガである。 出版される作品は、芸術家が作品のモデルに男娼を雇う『アイドル:Idol』や『月を求めて:Wishing for the Moon』などの男性同士の恋愛を扱う2作品と学校で人気№1になることを目指す主人公が活躍する『ラブ・サークル:Love Circles』である。 いずれも16歳以上指定で、定価12.95ドルで来年の1月から順次発刊される予定である。 今回の出版はYaoiプレスが出版する初のアジア以外からのマンガ作品になる。Yaoiプレスによれば、「やおいは世界的な現象なので日本や韓国の作品にこだわるつもりはない。いまや世界中で優れたやおいマンガが描かれており、今回のイタリア作品の出版は始まりに過ぎない」としている。 Yaoiプレスは2004年に設立された新興のマンガ出版社で、その名の通り日本のやおいマンガを中心に出版をしてきた。しかし、近年では韓国マンガや米国産マンガの出版により力入れていた。 米国では最近のマンガブームを背景に、人気の高いマンガは少年マンガや少女マンガを問わず出版権の獲得競争が激化し、価格も高騰している。それは、これまでニッチとしてあまり顧みられてこなかったやおいマンガも同様である。 今回のYaoiプレスのような新興のマンガ出版社にとって日本の名の知れたマンガ家作品の出版権は高根の花となりつつある。 こうした事情もあり最近では中小のベンチャーマンガ出版社はよりライセンスの取りやすい韓国マンガや自国のマンガ家の出版を多く手掛けるようになっている。今回のイタリア作品の導入も同じ流れにあると考えてよいであろう。 また、今回の出来事は、東アジアだけでなくアメリカ、ヨーロッパでも、日本スタイルのマンガ家が成長しつつあることをあらためて確認させるものでもある。そして、出版に至るまでの事情はどうであれ、作品が商業化されることで海外のマンガ家はより成長し、その裾野も広がって行くに違いない。 海外のマンガは、日本人の目から見ると充分なクオリティーでないものがほとんどである。しかし、それらがビジネスとして扱われることで、5年先、10年先には今より遥かにレベルが高くなっているに違いない。/Yaoiプレス /ダニー&ダニー
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