6月9日に全米公開されたピクサー制作の3DCGアニメーション『カーズ』が予想通りの圧倒的な強さを発揮している。アメリカの映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOによると公開第1週6月9日から11日の週末3日間の興行成績は6億2800万ドルとなり、2位の『ザ・ブレイク・アップ』の2億400万ドルをおよそ3倍引き離している。 公開最初の週の興行成績としてはアニメーション映画としては歴代5位、ピクサーの映画としては歴代3位となる。 一方、5月に公開されたドリームワークス・アニメーションの『森のリトル・ギャング』は大ヒットながらも期待されたレベルに届いていない。こうした比較から、今回はピクサーのブランド力をあらためてみせつけたかたちになっている。 しかし、近年、ピクサーやドリームワークスの成功もあり、米国で劇場3DCGアニメーションの公開が急増している。今回の『カーズ』は今年に入ってから劇場で公開される大型3DCGアニメーションとして6作目にあたる。 また、『カーズ』の興行第1週の成績は一昨年の『Mr.インクレディブル』やその前作『ファインディングニモ』からは10%以上下回っている。今後の展開によって成績は変わるにしても、大型3DCGアニメーションだけで観客を呼ぶ右肩あがりの時代が終わりつつあることもまた確かなようである。 こうした現象が日本でも起こるかどうかも興味深いところである。日本では『カーズ』の公開は7月4日、『森のリトル・ギャング』の公開は8月5日である。ちょうど日本の大作アニメ『ブレイブ・ストリー』、『ポケットモンスター』、『ゲド戦記』の公開を挟むかたちとなっており、競合することを避けているのもまた興味深い。/カーズ公式サイト /森のリトル・ギャング公式サイト /BOX OFFICE MOJO
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