アメリカで3月31日公開された3Dアニメーション『アイスエイジ2(ICE AGE:MELTEDOWN』が、興行直後の週末興行で記録的な数字を挙げて注目されている。同作品は、氷河期の終わりを舞台に主人公のマンモスが活躍する子供向けのアニメーションである。この作品の3月31日から4月2日までの3日間の週末興行が6800万ドルを超えた。 この数字は、最初の週末興行がおよそ7000万ドルであった『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』とほぼ同じ水準である。また、歴代1位の『シュレック2』と先の2作品に次いで歴代4位の成績になる。 『アイスエイジ2』の製作は大手映画会社のFOXだが、これまでアメリカの3Dアニメーションの興行収入上位作品はドリームワークスアニメーションとピクサー=ディズニーの作品で占められていた。このためFOXの3Dアニメーションにおける存在感は小さかった。 FOXの製作した3Dアニメーションで、最もヒットしたのは今回の作品の前作にあたる『アイスエイジ』である。『アイスエイジ2』のオープニング興行は、『アイスエイジ』のそれを46%以上上回っている。 また、FOXにとっては、昨年7500万ドルの製作費をかけた『ロボッツ』が興行収入で1億2820万ドルにとどまり当てがはずれたこともあり、今回の大ヒットは大きな成果といえる。 アメリカでは、ここ1、2年で3Dアニメーションの劇場公開は増えており、3Dアニメーションとしての目新しさはなくなって来ている。昨年は、目立ったヒット作はなく、、『アイスエイジ2』は3Dアニメーションとしては、一昨年の『Mr.インクレディブル』以来の大ヒットとなる。 また、最近は3Dアニメーションでも、大ヒット作とそうでない作品の2極分化が広がっている。そうしたなかで、FOX作品の活躍は人気3Dアニメーションを製作する会社の多極化として注目出来る。 『アイスエイジ2』は、日本でも4月22日から公開される。しかし、アメリカ同様大ヒットになるかは判らない。フル3Dアニメーションは、アメリカで大ヒットしたものが必ずしも日本でヒットするとは限らないからだ。 アメリカで大ヒットしたピクサー制作の『ファインディング・ニモ』は、日本でも興行収入110億円の大ヒットとなったが、同じくアメリカで大ヒットだった『シュレック2』の日本での興行収入は25億円にとどまっている。 『アイスエイジ2』の前作『アイスエイジ』の国内興行収入は19.5億円であった。今回は、アメリカでの大ヒットの余勢を借りてどこまで人気を拡大出来るかが鍵になりそうだ。/アイスエイジ2サイト公式
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