日本動画協会と東京財団が主催し今年で4回目を迎えるアニメーション感想文(評論コンクール)の1次審査通過者が、日本動画協会のウェッブサイトで発表されている。 1次通過作品は全14点、作品タイトルで見る限り社会問題から芸術論、作品論まで幅広い分野に及んでいる。全般に特定の作品を基点に視点を広げていくものが多いように感じられる。 アニメーション感想文(評論文)コンクールは、アニメーションを確かな眼で評論することが、アニメーション文化を育成するという目的によって行われている。 これまでは、東京国際アニメフェアの連動企画として行われ、その表彰式も例年3月末に行われる東京国際アニメフェアのなかで行われてきた。 しかし、今年は3月15日オープン予定の東京アニメセンター/アキバ3Dシアターで第4回アニメーション感想文(評論文)表彰式イベント「目指せアニメ評論家!」として開催される。 表彰式は声優の豊口めぐみさんが司会を行い、一般部門と高校生大学教員部門のそれぞれから最優秀賞各1名と優秀賞各1名の計4名が選ばれ受賞をする。 また、イベントのなかには「アニメ評論家という職業」と題したトークセッションも設けられる。トークセッションには、コラムニストの竹内義和氏、矢野健二月刊Newtype編集長が参加するほか、このコンテストの 第1回最優秀賞受賞者で現在はアニメ評論家として幅広い活動をしている藤津亮太氏が加わる。 単なるコンクールに終わることなく、トークセッションでアニメ評論の意義を語ることは意味があることに違いない。/中間法人日本動画協会 /第4回アニメーション感想文(評論文)コンクール /目指せアニメ評論家 第4回アニメーション感想文(評論文)表彰式 /東京財団 /東京アニメセンター
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