アメリカの主要な映画賞であるゴールデングローブ賞を運営するハリウッド外国人記者協会は、来年から新たな賞としてアニメーション映画賞を開始すると発表した。 ゴールデングローブ賞は、アメリカでアカデミー賞と並ぶ重要な映画賞として知られるが、これまでアニメーション映画賞は設けていなかった。新たに設けられるこの賞は、1年間で上映されたアニメーション映画のうち上映時間70分以上で、実写シーンが25%以下の作品が対象となる。 また、賞が選出されるのは選考対象作品が8作品以上ある場合のみになる。その際にはノミネート3作品が選出され、その中から受賞作品が決定される。しかし、選考対象作品が8作品を下回った場合は、一般の作品賞の中に組み込まれることになる。 ハリウッド外国人記者協会によれば、今回の決定は、映画界におけるアニメーション映画の重要性が近年益々大きくなって来ているためである。しかし、ゴールデングローブ賞の今回の決定は遅きに失したといえるだろう。 ライバルのアカデミー賞は2001年度からアニメーション長編映画賞を設けており、今年で5年目を迎える。そのほかの主要な賞も既にアニメーション映画賞は導入済だからだ。 それでもゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞の導入は、アメリカと世界の映画市場における、アニメーション映画の影響力の増大を示しているだろう。 2006年の劇場公開アニメーション映画は、例年以上に増える見込みである。また、ピクサーの新作アニメーション『Cars』も公開される。来年の長編アニメーションの賞レースは、これまでのアカデミー賞やアニー賞に加えて、ゴールデングローブ賞も注目を浴びそうだ。/ハリウッド外国人記者協会 /アカデミー賞
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