今年で9回目を迎える文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表された。賞はアニメーション部門とマンガ部門、エンターテイメント部門、アート部門の4つの領域に分けられており、それぞれ大賞一作品と優秀賞四作品、それに奨励賞が一作品選ばれる。 アニメーション部門の大賞を受賞したのは、榊原澄人氏の『神谷通信』である。榊原氏は、イギリスの名門美術学校であるロイヤル・カレッジ・オブ・アーツの出身でこれまでイギリスで制作活動を続けてきた。 この作品は、2005年のデジタルアートアワードのデジタルシネマ部門グランプリやイギリスで開催されたInternational Manga & Anime Festival2005でも大賞を取るなど既に高い評価を得ている。今回の文化庁メディア芸術祭の大賞受賞でその評価を揺ぎ無いものにしたといえる。 文化庁メディア芸術祭は、商業作品、芸術作品、インディペンデント作品や長編、短編を同列で扱い、評価することに大きな特徴がある。今回、インディペンデントの作品が大賞に選ばれたことで、この賞のユニークな特徴が十分発揮されたと言えるだろう。 優秀賞には人形アニメーションの大家である川本喜八郎氏の最新作『死者の書』、テレビ作品からは舛成孝二監督が突然神様になった女の子の主人公に描いた『かみちゅ』、橋本大祐氏の短編アニメーション『Flowery』、ベテランアニメーション作家山村浩二氏の『年をとった鰐』が選ばれた。また、奨励賞には藤田純平氏の『SEASONS』が選ばれた。今年は全体に芸術的な作品が優勢だったといえる。 マンガ部門ではマンガファンを越えて話題を呼んだ吾妻ひでおの『失踪日記』が大賞に選ばれた。優秀賞には故手塚治虫原作・浦沢直樹作『PLUTO』、森薫『エマ』、三田紀房『ドラゴン桜』、せきねゆき『晩夏』が選ばれている。 また、メディア芸術部門の分野に大きな貢献を残した人物を表彰する功労賞は、食玩フィギアで有名な模型会社海洋堂の創始者の宮脇修氏に与えられる。 今回の特筆すべきは、応募作品全1797作品のうち海外からの応募が43カ国456作品にも及んでいることである。これは全体の1/4を越える。実際にアート部門とエンターテイメント部門の大賞は海外からの応募作品から選ばれるなど、今後の同賞が国境を越えてさらなる発展する可能性を伺わせる。/文化庁メディア芸術プラザ /平成17年度受賞作品 /かみちゅ公式サイト /川本喜八郎公式サイト /Yamamura Animation's
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