アニメーション界のアカデミー賞といわれるアニー賞の2005年のノミネート作品が12月5日に公表された。注目をされていたスタジオジブリ制作、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』は、映画部門の作品賞をはじめ3部門でノミネートされた。また、テレビゲームのアニメーション映像部門では、カプコンが制作した『バイオハザード4』がノミネート5作品の中に選ばれた。 映画作品部門は『ハウル』以外に、ディズニーが本格的に制作した3DCGアニメーションの『チキンリトル』、ティム・バートン監督のパペットアニメーション『コープス・ブライド』、ドリームワークスの『マダガスカル』、それにイギリス・アードマン制作の『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の4作品がノミネートされている。日本のほかの劇場アニメーションや『ロボット』といった注目作品はノミネートを逃した。 『ハウル』は映画作品部門以外に、監督賞に宮崎駿氏が(ノミネート3人)、脚本賞に宮崎駿氏、ドナルド・ヒューイット氏、シンディ・ヒューイット氏(ノミネート3チーム)が候補にあがった。 映画作品部門では、『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』と『マダガスカル』が、多くの部門で万遍なくノミネートされて強さを発揮した。映画部門のそれぞれの賞レースでも、かなり先行していることを伺わせる。 とりわけ海外作品であるにもかかわらず『ウォーレスとグルミット』の注目度が高い。『ウォーレスとグルミット』は、映画関連部門を中心に10部門16ノミネートと他の作品を圧倒している。映画声優部門のノミネート4人は全員がこの作品から選ばれるなど旋風を巻き起こしている。2月のアニー賞発表の場では、かなりの数の受賞を獲得しそうだ。 テレビ部門では相変わらず米国スタジオが強さを発揮しており、作品賞ではワーナーブラザースの『バットマン』、カートゥーンネットワークの『スターウォーズ クローン戦争2 21話-25話』など5作品がノミネートされている。この部門では、日本のアニメスタイルを取り入れたとされるニッケルオデオンの『AVATAR』が注目される。 また、作品賞の一角を占めるテレビゲーム・アニメーション映像部門にカプコンの制作した『バイオハザード4(英題:Resident Evil 4)』のノミネートはうれしいニュースである。日本のゲーム映像のレベルの高さが証明されたかたちだ。 受賞作品は、アニメーターや業界関係者で構成されるASIFAハリウッドのメンバーの投票によって行われ、2月6日に発表される。/アニー賞公式サイト/ASIFAハリウッド /ハウルの動く城公式サイト(日本)/ハウルの動く城公式サイト(米国)/バイオハザード4公式サイト(日本)/バイオハザード公式サイト(米国)
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