東京国際映画祭の開幕がいよいよ来週末に迫っている。その開催に向けて次々に関連企画が発表されており、今回あらたに10月22日に開催されるシンポジウム企画『コンテンツ、今そこにある危機』が公表されている。 このシンポジウムは朝11時から夕方18時半まで4部構成と、ほぼ丸一日となる充実の内容である。取り上げられるのは、コンテンツ制作における昨今の資金調達分野の変化を取り上げた「金融技術は何を変えたのか?」、インターネット、映画、テレビ、アニメ、ゲーム、音楽といった媒体別に顧客マーケティングが必要であることを考える「媒体別お客様像大議論」、コンテンツ系教育機関の設立ラッシュと卒業生の受け入れ機関、カリキュラムを考える「コンテンツ人材像大議論」、さらに日本アニメを中心に日本コンテンツの世界での競争力が物語であるとしその状況を検証する「物語化する世界 世界化できない物語」である。 パネリストには、東京大学大学院の浜野保樹教授や電通の亀田卓氏、ジャパンデジタルコンテンツ信託の土井宏文氏など各パネルにその分野の専門家が多数参加する。 今年の東京国際アニメフェアは秋葉エンタまつりの開催などもあり、アニメ・ゲームといった分野の存在感の大きさが目立っている。今回のシンポジウムも、「金融技術は何を変えたのか」のパネリストに「北斗の拳」を製作するノーススターピクチャーズの井本満氏が参加し、「物語化する世界 世界化できない物語」はアニメコンテンツが討論の中心となる見込みである。ゲスト全体も、アニメ・ゲームに詳しい専門家が目立っている。 本年の映画祭は、昨年から導入された方針である上映会とトレーディンのふたつ機能を中心により強化されている。その中でもアニメーション産業の存在感は日本の劇場映画の生産や映像輸出におけるシェアの高さを反映して、多くの関連企画の中で発揮されている。 さらに、CGアニメーションの発展によりアニメとゲーム、実写映画の境界曖昧になりつつある。今後、広い意味でのアニメーション映画の存在感は益々大きくなって行くに違いない。詳しくはVIPO(映画産業振興機構)の情報ページでご確認ください。/東京国際映画祭 academy TIFF 「コンテンツ、今そこにある危機」第1部「金融技術は何を変えたか?」第2部「媒体別お客様像大議論」第3部「コンテンツ人材像大議論」/東京国際映画祭
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