入ってまいりました~愛・地球博!
モモにとって二度目の愛知万博であります。しかし、今回レポートするのは森林体験ゾーンにある『サツキとメイの家』。ご存知の方が多いとは思うけれど、宮崎駿監督の映画「となりのトトロ」の主人公一家の住む家がリアルに再現されています。
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受付のお姉さんが心配するくらいゼーゼー言いながら受付場所へたどり着き、入場記念に昭和30年の来場日と同じ日の複製新聞をもらいました。(疲れた~)
1回50名入場で2班に分かれて中と外の見学を交互に行うらしい。案内スタッフのお姉さん達の後をゾロゾロと「サツキとメイの家」へと向かう。途中までは一般の日本庭園周遊コースと同じなので入れない人の羨望のまなざしを受ける。(ちょっと優越感)
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劇中どおり古い日本家屋とモダンな赤い屋根の西洋風書斎のある建物。家の前にある池の中州から建物全体が見渡せます。あとはしげしげと外回りを探検。裏の井戸や炊事場のある勝手口、お父さんの書斎前の腐りかけた柱も再現されていました。(アニメのようにゆすってみたり・・・・)
書斎の中も外から覗く。お父さんって民俗学者だったのか?考古学者だったのか?置かれている本で見る限りは民俗学者か?
屋根の鬼瓦には大工さんの遊び心で「丸に‘と’」のマークがありました。トトロの‘と’ね。
玄関の門柱には薄くなった「草壁」の表札。そうか、草壁さん一家だったっけね。
15分交代で次は中に。
部屋の中にお置いてあるものは基本的に何でも触ってOK!サツキちゃんの古ぼけた赤いランドセルやおはじきなど机の中も開けまくり。押入れの中にはキチンとたたまれたお布団の上に、かわいい女の子のパジャマが2つ。雰囲気でてるー
しかし、みんなが部屋中開けまくって中のものを引き出したりしているのを見ていると、まるで泥棒集団にも見えなくもない。箪笥からお母さんの着物を引き出して見ていたおばちゃんたちの集団はすごかった!
ツアーの子どもがメイになりきって例の2階への階段探しに夢中。「おトイレ!」って叫ぶのもありです。映画どおりに階段の場所は発見できるも2階は立ち入り禁止。残念。
案内のお姉さんに聞いたところ2階も劇中どおりに作られているそうですが階段が急で狭いので立ち入り禁止になっているそうです。是非見たかった。マックロクロスケもいるかもね。
この家はエイジング処理という古臭く見せる処理を施しているので雨の日に家に入る時は、靴下まで脱がして拭いてからじゃないとダメだとか。「家が新しくなっちゃう!」そうです。
あとは周りの風景が劇中どおりであればもっと良かったかな?もともと有った山というか森林の中に作られているので、これ以上自然を壊してまで再現する必要はないだろうけれど。(それでは愛・地球博のテーマに反する)
「サツキとメイの家」も万博終了後の施設撤去後の争奪戦が繰り広げられていましたが、このまま耐久年数まで保存ということで良い方向で収まってよかったです。今回の万博開催中に見ることの出来なかった人たちに見てもらえるのが一番良いでしょう。
モモも展示が始まれば再度来て見たいと思いました。しかし、会場内からでも遠いなぁ~ココ。
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モモさんの紹介
関西在住。元アニメファンだったが『機動戦記ガンダムウイング』
のヒイロに惹かれてアニメの世界に戻ってきた。ヒイロとアスラン
をこよなく愛する3児の母。