米国のネットオークションイーベイで『犬夜叉』のトレーディングカード1枚が670ドル(約73,000円)で落札されたことが話題を呼んでいる。落札されたカードは米国で『犬夜叉』のトレーディングカードを発行しているスコアエンターテイメントのカードで、『犬夜叉』の原作者である高橋留美子による直筆のサインが書かれている。 今年発売される『犬夜叉』のトレーディングカードの第4弾と第5弾にそれぞれ2枚づつ、合計4枚しか発行しないという極めてレアなカードである。それ以外に、7月にアニメエキスポの会場で行なわれた「犬夜叉世界チャンピオンシップ」に優勝した女性プレイヤーに1枚がプレゼントされている。ICV2によれば、このカードが世間に流通する可能はあまりなさそうだという。 このため世間に流通する可能性がある残りのカードは3枚でうち2枚は11月に発売される第5弾の発売まで待たなければいけない。こうした極端にレアなカードを作るのはアメリカのカード発売会社がコレクターのコレクション意欲を煽る常套手段である。 カード1枚の値段として今回の落札670ドル(約73,000円)が非常に高額であることは理解出来る。しかし正直言えば、日本のアニメ・マンガ関連コレクション商品の高額落札に慣れてしまっているせいか意外感はあまりない。日本ではかつては一枚数十万円のテレフォンカード珍しくなったし、一枚120万円のガンダムのセル画というのも存在する。 むしろ、驚くのはこれほどレアなカードが670ドルで落札出来ることと、業界で一目置かれているICV2のニュースに取り上げられることかもしれない。そう考えると米国のアニメ・コミック関連のコレクション商品市場はまだまだ未成熟で、日本の大人買い代表される金に物を言わせてレア商品を買い集めるコレクター層が少ないのだろう。 しかし、もしそうならば、今、日本アニメやマンガに夢中な子供たちが30代、40代になり十分な所得を得るようになった時、そのうち数パーセントの人でもコレクターになったら貴重なコレクション商品はとんでもない高値に化けることになる。 例えば今回の犬夜叉カードなんかは、桁がひとつやふたつ変わっても不思議ではない。何しろこの世に5枚しか存在しない。悪い大人だとこれは投資になるとか考えそうだ。しかし、人気商売のアニメ・マンガが10年後、20年後にどうなっているかなんて実際どうなるかは判らない。もしそんなことをすれば、とてつもなくリスクが高いだろう。ICV2の記事 /First Rumiko Takahashi Autograph Card Sold/スコアエンターテイメントの犬夜叉サイト
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