コミケで異彩を放つ『かぶいこ』グッズ | アニメ!アニメ!

コミケで異彩を放つ『かぶいこ』グッズ

 夏コミことコミックマーケット68に行って来た。その内容はといえば、いつもと同じな普通のコミケであった。しかし、この普通がやばい。普通のコミケ=世間からみたら異常なイベントだからだ。
 言うまでもなく最大のポイントは人が多いこと。いつも通りなら3日間で40

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 夏コミことコミックマーケット68に行って来た。その内容はといえば、いつもと同じな普通のコミケであった。しかし、この普通がやばい。普通のコミケ=世間からみたら異常なイベントだからだ。
 言うまでもなく最大のポイントは人が多いこと。いつも通りなら3日間で40万人から50万人、一日で10万人から20万人の人出になる。これが全てマンガ・アニメ・ゲーム関連のファンの人達。会期中の推定売買金額は数十億円単位である。

 経済波及効果からみてもビッグなベントなコミケである。そのおたくな経済効果を語る何かがこの広いコミケの会場の中にあってもいいはずである。というわけで強引に、D3パブリッシャーさんがやっていた『株でいこう!』の特設コーナーの話題に引っ張るのであった。
 そう萌えビジネスを知り、日本の萌え文化の未来のために戦う株式投資本『株でいこう!お兄ちゃんネットトレーディングしよっ』である。しかし、店頭に並べられた各種関連グッズにちょいびっくり。たんなる萌え萌え株本の販売コーナーだと思って侮っていたのが大間違い。何やら色々関連グッズが増殖している。

 ひとつのコンテンツとキャラクターから多様なビジネスを広げて行くのが日本のコンテンツビジネスの基本とはいえ、ポスター、うちわ、ポストカード、クリアファイルに下敷き...。極めつけは、ネタだけのために企画したとしか思えない『真空パック赤株漬物/赤株でいこう!(2種)』(写真左)。パッケージがなければ、単なる普通の“かぶ”の漬物である。(笑)普通に存在するものに意味づけをすることで、あたらたな価値を生み出す、これぞコンテンツビジネスの真骨頂!?? ←それは、芸術では...。

 実はこの『株でいこう!!』は、日本の萌え文化絶滅を狙う某国の大企業と戦うお兄ちゃんと妹たちの話でもあるのだ。しかし、こうしたいつも通りのコミケが続くうちは、まだまだ日本の『萌え文化』も『やおい文化』も健在だといえる。日本の将来はたぶん明るい。

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/株でいこう公式サイト 
《animeanime》
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