あまりに繊細、あまりに儚い少年たちの時間……。少女マンガの歴史を変えた傑作「トーマの心臓」「11月のギムナジウム」誕生前夜を克明に伝えるスケッチ画の数々、幻のシュロッターベッツ学院地図のほか、デビュー前に描きためていた習作原稿を初公開。全編に圧巻の才能が迸る! 著者の最新インタビューと作品解説も必読。
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学生時代から、いつもスケッチブックに向かい、とめどなく浮かんでくるアイディアを夢中で描き留めていた。マンガ家デビューを果たしてからも(当時の編集者のコラム記事によれば)「紙袋イッパイの大判スケッチブック」を常に持ち歩いていた……。現在、保管されているのは、およそ200冊。これらのスケッチブックこそ、萩尾作品の源泉なのだ。そのなかから、選りすぐりのページを集めた『萩尾望都スケッチ画集』全3巻が、ついに完結する。
記念すべき最終巻では、ドイツの寄宿学校を舞台に揺れ動く少年たちの心を描いた「トーマの心臓」を中心に、ドラマチックな作品群のスケッチ画を収録。デビュー前の「トーマの心臓」習作原稿には、完成作にはないエピソードも。1980年代の代表作〈メッシュ〉シリーズや、最長編にして最大の問題作「残酷な神が支配する」など多彩な作品のスケッチ画は、いずれも息を呑む美しさ。驚きと発見と感動に満ちた1冊です。
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撮影:広瀬達郎(新潮社)
■著者紹介:萩尾望都 はぎお・もと
1949年、福岡県生れ。1969年、「ルルとミミ」でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。1976年、「ポーの一族」「11人いる!」で小学館漫画賞、1997年、「残酷な神が支配する」で手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、2006年、「バルバラ異界」で日本SF大賞ほか受賞多数。2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。2017年、朝日賞を受賞。2019年、文化功労者に選出。2024年、日本芸術院会員に就任。■書籍概要
【タイトル】『萩尾望都スケッチ画集III 「トーマの心臓」とドラマ世界』【著者名】 萩尾望都
【発売日】 2026年7月29日
【造本】 B5判
【定価】(税込)4,180 円
【ISBN】978-4-10-399606-4
【URL】 https://www.shinchosha.co.jp/book/399606/
■大好評既刊
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『萩尾望都スケッチ画集II「11人いる!」とSF世界』
プレスリリース提供:PR TIMES

