宮本佳林、浅井七海、杏ジュリア、村山結香ロングインタビュー――『ラブライブ!シリーズ』15周年を記念して回転舞台が復活! 『スクミュ』2026年公演は「過去最高のものをお届けできるんじゃないかな」 | アニメ!アニメ!

宮本佳林、浅井七海、杏ジュリア、村山結香ロングインタビュー――『ラブライブ!シリーズ』15周年を記念して回転舞台が復活! 『スクミュ』2026年公演は「過去最高のものをお届けできるんじゃないかな」

『ラブライブ!シリーズ』15周年を記念して上演される『スクールアイドルミュージカル』2026年公演。宮本佳林、浅井七海、杏ジュリア、村山結香が、続投組と新加入組それぞれの出演への思いや役作り、温かな稽古場の雰囲気、初演以来復活する回転舞台の見どころ、シリーズへの特別な思いをたっぷりと語った。

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宮本佳林、浅井七海、杏ジュリア、村山結香ロングインタビュー――『ラブライブ!シリーズ』15周年を記念して回転舞台が復活! 『スクミュ』2026年公演は「過去最高のものをお届けできるんじゃないかな」
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2022年12月の初演以来、再演を重ね、多くのファンを魅了してきた『ラブライブ!シリーズ』のミュージカル『スクールアイドルミュージカル』。このたび、シリーズ15周年を記念した2026年公演が、9月19日(土)から26日(土)まで東京・新国立劇場 中劇場にて開催される。初演で使用された回転舞台が復活し、それを生かした迫力の演出も大きな見どころとなる。

また、初演から作品を支えてきた皇ユズハ役・浅井七海、北条ユキノ役・杏ジュリアらに加え、滝沢アンズ役として宮本佳林、晴風サヤカ役として村山結香が新たに参加。進化を続ける『スクミュ』に、キャストたちはどんな思いで向き合っているのか。稽古場の雰囲気や役作り、15周年を迎えた『ラブライブ!』シリーズへの思い、そして回転舞台で届ける2026年公演の見どころについて、宮本、浅井、杏、村山に話を聞いた。

◆「また演じられる」喜びと「バトンを受け取る」覚悟――『スクミュ』2026年公演への思い

――2026年公演への出演が決まったときの率直な感想をお聞かせください。

 上演されることはもちろん、引き続き出演させてもらえることが決まって、うれしかったです。舞台はキャストさんが変わることがよくあるので、その中で「またユキノちゃんを演じてください」と言っていただけたことが、素直にうれしくて。出演が決まった時点ですぐに台本を読んで、「どうしたらユキノちゃんを去年よりもかわいく、より彼女の魅力を表現できるんだろう」と考え始めていました。

浅井 私も引き続き出演させていただくことになりました。これまでの公演を通して、来てくださる皆さんの熱量をとても感じて、そのたびに「この作品は多くの人に愛されている作品なんだな」と実感していて。そんな作品に「また出演したい」と思っていたので、2026年公演が決まったときはうれしかったです。私は出演が決まってから「まずは体力作り!」だと思い、ずっと踊り込みをしていました。

――宮本さんと村山さんは、今回が初出演となりますね。

宮本 オーディションに合格したと聞いたときは、素直にうれしかったです。ただ……「高校生役、大丈夫かな?」と(笑)。昨年も高校生の役をやらせてもらったのですが、実際の私は27歳。「今の私が高校生を演じていいのかな?」みたいな気持ちもあって(笑)。なので、うれしい気持ちと同時に「大丈夫かな?」と心配も少しありました。でも、SNSで「宮本佳林ちゃんが出るの!? うれしい!」という投稿を見かけて、私の存在を『スクミュ』ファンの方にも知っていただけているんだと光栄に思い、そんな方に満足してもらえるアンズちゃんを演じなければと気合が入りました!

村山 私も素直にうれしい気持ちでいっぱいでした。以前、先輩の冨田菜々風さんが出演されていたこともあって、作品には触れていたので、「2026年は私が出演させていただけるんだ!」と。一方で、歴史のある作品だからこそ、今まで先輩方がつないできたバトンをしっかり自分も受け取らなければいけないという思いもあります。よりたくさんの方に『スクールアイドルミュージカル』の素晴らしさをお届けできるように頑張ろうと、身の引き締まる思いになりました。

――顔合わせから、約1か月が経とうとしています(取材時)。お稽古はどのような雰囲気で進められているのでしょうか?

 結構とんでもないスピードで進んでいて、今までで最速で一幕を通しました。『スクミュ』は毎年楽曲が増えていくので、2026年から参加する子が一番覚えないといけないことが多いんです。その中で過去最速のスピードで一幕を通せたのは「すごいな!?」と思いながら稽古しています。

村山 楽曲の多さには、とても驚いています。アイドルの物語ではあるので、ミュージカルの中でも曲数が多いなと感じていて。今は振り入れで頭がいっぱいになっている時期ではあるんですけど(笑)、それぞれ曲調も違いますし、歌詞もすごく良くて! 練習していて楽しいですし、「これを早く皆さんにお届けしたい!」というワクワクがどんどん強くなっています。やりがいを感じています。

宮本:何度もこの作品に出演されているキャストの皆さんは、もう“その役”になっているんですよね。私はまだ滝沢アンズちゃんになりきれていないと感じる部分が多くて……。振り付けも、もちろん揃えるところは揃えるのですが、その上で「“アンズちゃんの色”を出すのはどうしたらいいんだろう」と毎日悩んでいます。セリフや振りを覚えるよりも、そこが一番大変ですね。

宮本佳林

――せっかくの機会なので、初参加の宮本さん&村山さんから、先輩の浅井さん&杏さんに聞いてみたいことはありますか?

村山 ミュージカルですし、公演期間も1週間ほどあるので、喉のケアが大事になってくるんじゃないかなと思っていて。公演期間中に「これはやっておいたほうがいい」というルーティンや心得があったら聞きたいです。

 私は初演のときに喉をやられてしまい、それ以降はちゃんとケアしながらやってきました。私がやっているのは、基本的なことかもしれないのですが、お水をこまめに飲むこと。あとは吸入器を持ち歩いて、すぐに喉を潤せるようにすることを意識しています。乾燥するとウイルスもつきやすくなりますし、ずっと声を張っているので、普段から喉を鍛えておくことも結構大事だなと思います。

村山 意識しながら頑張ります!

宮本 私からは、質問の意図からズレていたら申し訳ないんですけど……『スクミュ』で一番の「笑かし担当」は誰なんですか(笑)?

浅井 う~ん、やっぱり座長の堀内(まり菜)が面白いことをよくしてくれるよね。でも、みんなふざける時はふざけるタイプかも?

 いやいや、私は真面目なので。

浅井 そんなことないでしょ(笑)!

村山 そういえばこの間、後夜祭の稽古が終わったあとに、杏さんが「私たちも『夢見ガチガール』やりたい!」って急に言い出したんですよ(笑)。それをきっかけに、なぜか滝桜に混ざって踊って。しかも、滝桜の楽曲なのになぜか振りが完璧で(笑)。

 椿咲花が出演するナンバーではないのですが、滝桜のみんながかっこよすぎて! 見ていて「私もやりたい!」という気持ちになっちゃったんです(笑)。

浅井 ジュリアちゃんは『スクミュ』のことが大好きなんですよ。オフの日にも自分の担当じゃない曲を覚えて踊ったりしていて、本当に愛があるんです。

 『夢見ガチ』の振り入れもしていたので、披露できてよかったです(笑)!

宮本 完璧すぎて、滝桜のみんなが「えっ?」と驚いた顔をしていましたよね(笑)。

――稽古で踊るだけじゃもったいないですね(笑)。

 いつか皆さんの前でも披露できたらいいな。

浅井 椿咲花と滝桜で楽曲交換とかできたら面白そう!

 してみたいです~!

――逆に先輩のお二人から、宮本さん&村山さんに伝えておきたいことはありますか?

 始まったら、即終わっちゃうよっていうのは伝えたいです(笑)。何事もそうだと思うのですが、『スクミュ』は「始まった」と思ったら全14公演が秒で終わっちゃうので。また、演じる側としては「悔いのないように」というより、一回一回を楽しんで演じることがとても大事だと感じています。あとは、観てもらいたい人には「絶対に来てね」としっかり伝えること。本当にあっという間に終わっちゃうので……!

浅井 観に来てくださる方の中には、もともと『ラブライブ!』が好きな方もいれば、今回初めて触れる方もいて。自分のファンの方もいると思うのですが、もれなくみんな「めっちゃ面白かった!」と言ってくださるんですよ。今は稽古場なのでお客さんのリアクションは見られませんが、『スクミュ』はお客さんが入って初めて作品が完成するんですよ。「ここでこんなリアクションが起きるんだ!」みたいな発見が面白くて楽しいので、そこを見逃さないようにしてほしいですね。

◆初演以来となる「回転舞台」が復活! 2026年公演は「過去最高」に

浅井七海

――今回は初演と同じ新国立劇場 中劇場での上演です。回転舞台を使った演出が復活することも、大きな見どころですよね。

 はい。今回は『ラブライブ!』シリーズ15周年記念ということで、初演ぶりに回転舞台が復活するのですが、もう迫力がすごいんですよ! 劇場に入った瞬間からセットの迫力を感じていただけるのではないでしょうか。照明もすごいですし、何より学校が丸ごと動くんですよ。「こんなに回るんだ!」っていうくらい(笑)。豪華ですし、そこはぜひ期待していてください。

また、『スクミュ』という作品自体も、皆さんにたくさん応援していただいたおかげで、毎年毎年パワーアップして成長できています。2026年公演も最強にパワーアップしているので、その状態で初演と同じ回転舞台でお届けできるというのは、大きな見どころになってくると思います。

浅井 回転舞台になることで、見え方も変わってきますからね。回転舞台だからこそ見られる演出もあるので、ぜひそれを体感してほしいです。

宮本 私は実際に回転舞台を見たことがないので、本番が楽しみです。稽古の段階ではまだ全貌が見えていない部分があるので、実際にどう見えるのかドキドキですね!

村山 稽古中に模型を見せていただいたのですが、「こんな舞台に私が立てるの!?」と驚くほどでした。これを実際のスケールで見たら圧倒されるだろうなと思い、またそのセットの中で演じさせていただけることが、今から楽しみで仕方ないです。

――会場や舞台装置以外に、2026年公演ならではの変化や、今回だからこそ届けたいものはありますか?

 これまで引き継いできた部分も表現しつつ、演じる中で追求し、変化してきた「ユキノちゃんってこうなんだろうな」という解釈を見せられたらいいなと思っています。これまでユキノちゃんのことをひたむきに考えて演じてきたからこそ、皆さんにお届けできるエネルギーも増していると信じているので。それをぜひ客席でたくさん感じ取っていただきたいですね。

舞台は生ものなので、観るたびに捉え方や感じ方が変わってくるんです。「前回観たから今回はいいや」と思っている方もいるかもしれませんが、だまされたと思って(笑)、2026年の『スクミュ』も観に来てください! 前回とは違う感動をお届けしたいです。

浅井 続投しているキャストは、同じ役を何度も演じているからこそ「絶対に去年よりもさらにいいものを」という意識があります。新しく加わったキャストの皆さんから刺激をもらいながら、みんなで高め合って作品を作っているので、まだ稽古が始まって2~3週間くらいですけど、もう「過去最高のものをお届けできるんじゃないかな」という自信があります。観てくださる方にもきっと伝わると思うので、ぜひ劇場に足を運んでもらいたいですね。

杏ジュリア

――自身が演じるキャラクターについて、具体的にどんな役作りをして、どうパワーアップさせているのでしょうか?

 ユキノちゃんは、プロフィールにも「のんびり、おっとりした性格」と書かれているのですが、舞台上ではまずエネルギーがないと何も伝わらないんですよね。おっとりした子だからといって、声量まで小さくしてしまったら、彼女の魅力が届かなくなってしまう。だからこそ、その「おっとり感」や「のんびりした雰囲気」を舞台上でどう表現するかということは、毎年考えています。

今回特にこだわりたいのが、セリフがない場面でのユキノちゃんの行動や動きです。そういう何気ない瞬間にも、彼女の良さや魅力をもっと詰め込めると思っているので。もちろんセリフも含めて、細かいところまで研究しながら、さらにいいユキノちゃんをお見せできるように頑張っています。

浅井 『スクミュ』には本公演に加えて「後夜祭」があって、本編では描かれなかった、スクールアイドルになったみんなの“その後の姿”が描かれます。楽曲の披露が中心ではありますが、メンバー同士のやり取りもあって、そこで登場人物をより深く知ることができるんです。

その中で、毎年新曲が増えたり、ドラマパートが追加されたりするたびに、ユズハちゃんの新しい一面を知ることができています。いろいろなことを考えて、しっかりと自分の役割も持っている素敵なユズハちゃん。でも、私が「素敵だな」と思っているだけでは、観てくださる方には伝わらない。だから、皆さんが観たときに「ユズハちゃんってこういう子で、こういうところが素敵だよね」とそれぞれの言葉で語れるくらい、彼女の魅力をしっかり届けられたらいいなと思いながら演じています。

――では初参加のお二人は、それぞれどのように役と向き合っていますか?

宮本 私は案外、アンズちゃんと近いところがあるんですよ。アンズちゃんもセンターだし、私も以前所属していたJuice=Juiceではセンターを任せてもらっていました。だから、自分が「真ん中にいる」ことへの重圧とはまた違った、なんとも言えない感覚がわかる気がして。アンズちゃんの中にあるモヤモヤみたいなものを、ちゃんとくみ取ることができると思いました。また、幼い頃から歌とダンスを続けているところもアンズちゃんと共通しています。歌って踊ることが大好きなのに、なぜか嫌になってしまう日があったりするところも含めて、通じる部分がたくさんあるんですよね。

ただ、共通点が多いからといって、アンズちゃんは私ではありません。私は生っぽい演技をしがちなところがあるのですが、「アンズちゃんという登場人物として、どうしたらかわいく、魅力的に見えるだろう」というところには、ちゃんとたどり着きたいと思っています。

「伝える」だけじゃなくて、その先にある「好きにさせる」というところまで追求したい。私自身がずっとアイドルを続けてきたからこそ、アイドルとしても、アンズちゃんとしても、そこを改めて追求していきたいと思っています。そういうところに注目してもらえたらうれしいです。

村山 私は逆で、サヤカちゃんは正反対のところが多いです。サヤカちゃんは、内面にある芯の強さや思いが表に出るタイプなのですが、私はどちらかというと控えめなタイプ。今回サヤカちゃんを演じることは、自分の中にないものを表現して、新しい自分に出会える機会だと思っています。

自信にあふれていて、ちょっとギャルっぽいサヤカちゃんを、これから自分の中でたくさん膨らませていきたいです。そして、ファンの皆さんや観てくださる方に「サヤカちゃんってこういう子なんだ」と感じてもらえるように、彼女の魅力をしっかりお届けできたらと思っています。

◆新人キャストもすぐに仲間に!『スクミュ』を支える“温かなチームワーク”

村山結香

――ここにいないメンバーも含めて、現状のチームワークはいかがでしょうか?

 もう、素晴らしいと思います!「お芝居についてこうしよう」と細かく話し合うことはあまりないのですが、それぞれが自分の中で課題や「こうしたい」という目標を見つけて、稽古のたびにどんどん変わっていく。その姿を間近で見ていると、私自身も刺激をもらえます。

誰かの演技を見ていて「すごくいいものを受け取ったな」とか「胸にグッとくるな」と感じる瞬間があると、それが自分の中にも返ってきて、「私もやりたい」「もっと頑張ろう」という気持ちになるんです。みんながお互いに刺激を受けながら高め合っていけている。いい雰囲気の現場です。

浅井 本当にそう思います! 振り入れでは先生から振り付けを教えていただくんですけど、自主練の時間に「ここの振りを教えて」や「ここ一緒にやってみよう」など、先輩・後輩も関係なく、積極的に声を掛け合っているんです。そうやって自然に教え合える空気があるんですよね。

私自身『スクミュ』が大好きで、「この作品に出たい!」という気持ちを経験してきたからこそ、新キャストの皆さんにも、同じようにこの作品を大好きになってほしくて。だから私も一緒に「やろう、やろう!」って言いながら踊っちゃったりするんです(笑)。みんなで支え合いながら作っている。そういう意味でも、チームワークのいい現場です。

――初参加のお二人にもその雰囲気は伝わっていますか?

宮本 皆さん本当に優しい!「キャスティングの決め手は性格の良さです」と言われても納得してしまうくらい(笑)、みんな人柄がいいんですよ。話しかけやすくて、わからないことがあったら先生よりも先輩に聞いちゃいます(笑)。

私はすぐ「笑かし担当」になりたくなっちゃうタイプで、でもボケた時にアウェイな空気になったら気まずいじゃないですか。それを少し心配していたのですが、アウェイどころか、皆さんしっかり爆笑してくれる! それだけで「ありがとうございます!」という気持ちでいっぱいです。皆さんがそういう温かい空気を作り続けてきたからこそ、『スクミュ』がここまで続いているんじゃないかなって。実際にメンバーの一員になってみて、それを肌で感じました。

あと、毎日かわいい人たちに囲まれていて、稽古場が本当にオアシスなんです。オアシスに足を運ぶような気持ちで稽古場に来ています(笑)。

――先ほどの「笑かし担当は誰?」という質問は、宮本さんがその担当になりたかったからなんですね(笑)。

宮本 そうなんです(笑)。私は小学3年生まではお笑い芸人を目指していて、小学4年生からアイドルを目指すようになったんです。なので、どうしても血が騒いじゃうんですよね!

 小学3年生と4年生の間に何があったの(笑)。

村山 面白い(笑)。私も、皆さんとの距離が縮まるのが早かった印象があります。顔合わせの後に演技ワークがあって、「なんでやねん!」と言いながらぶつかり合ったり、逆に「大好き!」と言い合ったりと、さまざまな感情表現に一緒に取り組んだのですが、皆さんが本気でぶつかってくださるからこそ、私の人見知りな部分が早くほどけていきました。

くだらないことを言っても優しい目で見てくださいますし、わからないことやできないことも相談しやすい。そういう温かい空気があるので安心しています。

◆『ラブライブ!』が教えてくれた「やりたいからやる」気持ち

――本作は『ラブライブ!シリーズ』15周年という節目での公演になります。皆さんにとって『ラブライブ!』という作品の印象や、思い出も聞かせていただけますか?

 私が初めて『ラブライブ!』に出会ったのは、小学6年生の頃です。最初はゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』から入って、アニメをちゃんと観たのは2020年頃だったんですけど、私が2次元のかわいい女の子にハマるきっかけになった作品なので特別な存在です。

私はとても忘れっぽくて、1話を観てから2話が放送されるまでの1週間で前回の内容を忘れてしまうくらいなのですが(笑)。でも好きな作品って、何周も観るじゃないですか。『ラブライブ!』も何度も観ているのですが、同じ作品でも、そのときの自分の経験や感覚によって見え方や受け取るものが変わってくるんですよね。それが面白くて。ストーリーも前向きで、尊さも、かわいさもあって、観ると元気をもらえる。改めて、本当に出会えてよかったと思えるシリーズです。

だからこそ、こうして初演からずっと『スクミュ』に関わらせていただけていることが幸せです。舞台はいつキャストが変わるかわからないからこそ、今この瞬間を大切にして、全力で向き合いたいと思っています。

浅井 私の場合は、もともとアイドルをしていた頃、ちょっと思い悩んでいた時期に『ラブライブ!』に出会ったんです。「自分に特別な強みがなくても、やりたいという気持ちがあれば、誰でも輝けるんだ」ということを、どのシリーズからも感じて。誰にでもチャンスがあるんだというメッセージに、当時は勇気をもらいました。

私の推しは『ラブライブ!スーパースター!!』の桜小路きな子ちゃんです。きな子ちゃんは体力がなくて、走っていてもおばあちゃんに抜かされてしまうほど。でも物語が進むにつれて、以前は必死に追いかけていたおばあちゃんを、今度は颯爽と追い抜いていくシーンがあるんです。努力や積み重ねによる成長が描かれているのが『ラブライブ!』シリーズの魅力だと思います。

それから、キャストの方々がライブで登場人物を背負ってステージに立つ姿にも、影響を受けました。以前、きな子ちゃん役の鈴原希実さんが初めてソロ曲を披露する際に、「きな子ちゃんを背負って、きな子ちゃんをもっと輝かせたい」という思いから、毎日ランニングをしていたというお話をされていて。その言葉に感動したんです。それ以来、私もユズハちゃんを演じるたびに、その言葉を思い出します。登場人物を背負ってステージに立つということの責任や覚悟を、私自身も『ラブライブ!』シリーズからたくさん教えてもらいました。

宮本 私はもともとアニメが大好きで、「いつか観たい作品」のリストに『ラブライブ!』がずっと入っていたんです。作品を観る前に、ライブにも行くほど『ラブライブ!』が好きな友達とカラオケに行った際、「この曲ではこのタイミングでペンライトの色を変えるんだよ」と教えてもらったんです。それを聞いて、ファンの皆さんと作品との一体感が素敵だなと思っていました。そして実際に作品を観てみると、その意味がよくわかって。単に「推しの色にする」というだけじゃなくて、「この曲はこの色」とそれぞれの楽曲やメンバーに対する思いがファンの皆さんの中にしっかりあるんですよね。

そして何より、「やりたいからやる」という気持ちの大切さを改めて教えてもらいました。子どもの頃って、「やりたいだけじゃできないよ」と大人の世界を突きつけられることもあるじゃないですか。でも、大人になった今だからこそ「やりたいからやる」という気持ちほど大切なものはないんじゃないかと思うんです。

歌って踊ることも、仕事になれば「仕事だから」という気持ちが強くなってしまうことがあります。でも、『ラブライブ!』を観て、「歌って踊りたいからやる」という原点を忘れちゃいけないんだなと思いました。なんだか、子どもの頃の自分に帰らせてくれたような気がして、「ありがとう」という気持ちになりました。

村山 私にとって『ラブライブ!』は、もう人生の中にあって当たり前の存在だったんです。15周年と聞いて「15年前って自分は何歳だったんだろう」と遡ってみたら、小学生でした。その頃から『ラブライブ!』という言葉をずっと耳にしてきたので、まさか自分が『ラブライブ!シリーズ』の一員としてステージに立たせていただけるなんて、本当にうれしいです。

アニメでは、ゼロからスクールアイドルを作っていく過程や、一人ひとりが輝いていく姿が描かれていますよね。そして、歴代のキャストの皆さんがつないできたものが、また次のグループや物語につながっていく。その長い歴史の一部に、今回、自分も参加させていただけるんだと思うと、感慨深いです。

『スクールアイドルミュージカル』は、アニメから飛び出してきたような登場人物たちを、実際にキャストが演じてお届けする作品です。アニメが好きな方にも、実際に目の前でキャラクターに出会えるような感覚を楽しんでいただけると思いますし、舞台ならではの迫力もあります。『ラブライブ!』シリーズが好きな方には、ぜひ劇場でこの作品ならではの魅力を感じていただきたいです。

【東京公演】
日程:2026年9月19日(土)~ 9月26日(土)
会場:新国立劇場 中劇場(東京都渋谷区本町1丁目1-1)
開演時間:13:00開演(12:15開場)または18:00開演(17:15開場)
上演時間:本編公演:約2時間30分(休憩・カーテンコール含む) 文化祭&後夜祭スペシャル公演:約1時間30分(休憩なし)
上演スケジュール
●9月19日(土)
昼の部:12:15開場 / 13:00開演(本編公演)
夜の部:17:15開場 / 18:00開演(文化祭&後夜祭スペシャル公演)
●9月20日(日)
昼の部:12:15開場 / 13:00開演(本編公演)
夜の部:17:15開場 / 18:00開演(文化祭&後夜祭スペシャル公演)
●9月21日(月・祝)
昼の部:12:15開場 / 13:00開演(本編公演)
夜の部:17:15開場 / 18:00開演(文化祭&後夜祭スペシャル公演)
●9月22日(火・祝)
昼の部:12:15開場 / 13:00開演(本編公演)
夜の部:17:15開場 / 18:00開演(文化祭&後夜祭スペシャル公演)
●9月23日(水・祝)
昼の部:12:15開場 / 13:00開演(本編公演)
夜の部:17:15開場 / 18:00開演(文化祭&後夜祭スペシャル公演)
●9月25日(金)
昼の部:12:15開場 / 13:00開演(本編公演)
夜の部:17:15開場 / 18:00開演(文化祭&後夜祭スペシャル公演)
●9月26日(土)[千秋楽]
11:15開場 / 12:00開演(千秋楽特別公演:本編+スペシャル公演)

チケット料金、出演者、公演に関する注意事項などの詳細は、公式サイトをご確認ください。
※開場・開演時間および公演内容は、変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

《米田果織》

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