7月31日はビーチの日です。
「な（7）み（3）がいい（1）」の語呂合わせから、海辺の魅力や環境保護の重要性を広めるために制定されました。
夏のビーチは、澄んだ海と広がる空が印象的。その美しい青色は多くの人を惹きつけます。アニメの世界でも、青を象徴とするキャラクターは数多く登場しており、多彩な個性でファンを魅了しています。
そこでアニメ！アニメ！では毎年恒例の「“青”がイメージカラーのキャラといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。7月10日から7月17日までのアンケート期間中に427人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■今年新作が話題のタイトルが上位に！
第1位
1位は『呪術廻戦』の五条悟。支持率は約9パーセントで、2年連続のトップとなりました。
「五条悟の青い瞳が本当に美しい。“術式順転『蒼』”という名前の技もあるし、まさに青が象徴するキャラクターだと思います」や「とくに呪術高専時代の『懐玉・玉折』の五条は、青のイメージがとても強いです。OPテーマが『青のすみか』で、総集編のポスターでは青空と共に親友の夏油傑と並び立っていて、まさに青春の日々を切り取ったかのようでした。切ない展開もありましたが、大好きな作品です」と、作中きっての人気キャラクターがランクイン。今年は五条がメインで活躍する劇場版総集編『呪術廻戦 懐玉・玉折』が公開されたこともあり、昨年以上の支持率でトップとなりました。
第2位
2位は『おそ松さん』の松野カラ松。支持率は約5パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。
「普段はカッコつけていますが、実は泣き虫なカラ松に青がよく似合うから。パーカーやつなぎなどの衣装も青系で統一されていて、クールなビジュアルにマッチしています」や「凛々しい眉毛と青の組み合わせが素晴らしい。ナルシストだけど、兄弟思いのやさしさもあって愛せるキャラです」と、第4期が放送中の話題作から登場。シリーズの根強い人気がうかがえます。
第3位
3位は『ドラえもん』のドラえもん。支持率は約4パーセントで、昨年の同率14位からトップ3に入りました。
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』ポスタービジュアル（C）藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025「ドラえもんはもともと黄色いボディでしたがネズミに耳をかじられてしまい、ツルツルになった頭を見てショックで青ざめたというエピソードが衝撃的。ロボットなのに青ざめるんだ……未来の科学力すごい！」や「アオダヌキというアダ名で呼ばれて怒っている姿が思い浮かんだ」、「全身が青いのでよく目立ちます。日本でもっとも知られている“青キャラ”といえばこの子でしょう」と、国民的キャラクターが上位に。最新作『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』が興収40億の大ヒットを記録したことも、ランクアップの理由でしょう。
■そのほかのコメントをご紹介！
『鬼滅の刃』冨岡義勇には「水の呼吸を極めた最高位である水柱。戦闘のエフェクトも青が基調で美しく、冷静な性格や鋭いまなざしもその色調にぴったりと合っています」。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』第1弾キービジュアル（C）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable『魔法少女まどか☆マギカ』美樹さやかには「イメージカラーが青の魔法少女ということで、海や水と一緒によく描かれている印象があります。最新作『ワルプルギスの廻天』の特報では顔に包帯を巻いていましたが、一体何を意味しているのでしょうか」。
『魔法少女にあこがれて』マジアアズールには「変身前の名前が水神小夜で、大気中の水分を操る能力を持っています。また青色担当のキャラは清楚やクールでお馴染み。彼女も最初は凛とした雰囲気でしたが、今ではもう……」。
『魔法少女にあこがれて』ビジュアル（C）小野中彰大・竹書房／魔法少女にあこがれて製作委員会『アイドルマスター』如月千早には「『アイマス』シリーズの元祖青アイドル。髪色が青というだけでなく、持ち歌が『蒼い鳥』というのも縁がある気がします。2026年1月のライブが楽しみ」と、武道館単独公演を控えるキャラクターにも投票がありました。
『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！』（C）NBGI／PROJECT iM@S2025年版では、新作や総集編が放送・公開されたタイトルのキャラクターが上位を占める結果に。主人公やメインキャラが目立っているのも特徴で、青が多くの人に親しまれていることが再確認できました。
次ページのトップ20もお見逃しなく！
■ランキングトップ10
[青がイメージカラーのキャラといえば？ 2025年版]
1位 五条悟 『呪術廻戦』
2位 松野カラ松 『おそ松さん』
3位 ドラえもん 『ドラえもん』
4位 中野三玖 『五等分の花嫁』
5位 青峰大輝 『黒子のバスケ』
5位 冨岡義勇 『鬼滅の刃』
7位 太宰治 『文豪ストレイドッグス』
8位 如月千早 『アイドルマスター』
9位 リムル=テンペスト 『転生したらスライムだった件』
10位 江戸川コナン（工藤新一） 『名探偵コナン』
（回答期間：2025年7月10日～7月17日）
次ページ：ランキング20位まで公開
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
