3月は多くのアニメが最終回を迎える時期です。
アニメ!アニメ!の読者の中にも、最終回が忘れられない作品がある方は多いのではないでしょうか。長い旅路の果てに迎えた感動のフィナーレ、思いもよらないクライマックス、原作とは異なるアニメオリジナルの結末など、それぞれの作品ならではの魅力があります。
そこで今回は「最終回が印象に残るアニメといえば?」と題した読者アンケートを4年ぶりに実施しました。3月10日から3月13日までのアンケート期間中に88人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■ファンの心に刻まれた最終回!
第1位
1位は『進撃の巨人』。支持率は約10パーセントでした。

読者からは「主人公のエレンが選んだ結末に思わず涙」や「エレンのことを想い続けたミカサが泣ける」と、10年にわたるアニメのフィナーレに号泣したという声が多数。24年11月にはクライマックスを再構成した『完結編 THE LAST ATTACK』が劇場公開。スクリーンで怒涛のアクションを堪能したという感想も届いています。
第2位
2位は『暗殺教室』。支持率は約8パーセントで、前回の3位からランクアップしました。

2015年から2016年にかけてTVアニメが放送され、総集編となる『劇場版 暗殺教室 365日の時間』も公開。「殺せんせーを暗殺することが物語の目的というのは最初からわかっていたのに、最終回はやっぱり涙が止まらなかった」や「3年E組のみんなが大人になった姿を見て感動した!」といったコメントが寄せられました。なお本作はアニメ10周年を記念して、4月から再放送を開始する予定です。
第3位
3位は『銀魂』。支持率は約7パーセントで、前回の2位から一つ順位を下げています。

TVアニメは2006年にスタートし、2018年に最終回が放送されました。「イイ感じにEDが流れて泣きそうになったら、まさか終わる終わる裁判が始まるなんて! 制作の裏側をさらけ出したり、原作者が裁判にかけられたり……。最後はおなじみのBGMで締めくくるやっつけ感が『銀魂』らしい」とファンも大満足。その後2021年に『銀魂 THE FINAL』が公開され、今年10月にはスピンオフ『3年Z組銀八先生』の放送が控えているなど、作品はさらなる盛り上がりを見せています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『ポケットモンスター』には「主人公・サトシの夢であるポケモンマスターとは一体何なのか、その答えを見つけ出した最終回でした。相棒のピカチュウに告げた“いつか俺がポケモンマスターになった時、そこにいてくれよな”というセリフが忘れられません」。
『フランダースの犬』には「大好きなおじいさんがなくなり、風車小屋の火事の犯人にされ、絵のコンクールにも落選しまったネロがあまりにも可哀想! でも見たかったルーベンスの絵をパトラッシュと一緒に見られて、本人は幸せだったのでしょうね……」。

『わんだふるぷりきゅあ!』には「毎週リアルタイムで楽しんでいました。世界中の動物たちと仲良くなりたいと願ういろはたちと、人間を憎んでいたガオウが和解できて本当に良かった」と、今年最終回を迎えたばかりの作品にも投票がありました。

次ページのトップ10もお見逃しなく!
■ランキングトップ5
[最終回が印象に残るアニメといえば? 2025年版]
1位 『進撃の巨人』
2位 『暗殺教室』
3位 『銀魂』
4位 『School Days』
5位 『ジョジョの奇妙な冒険』
5位 『ラブライブ!』
(回答期間:2025年3月10日~3月13日)
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。